2019年モデルで刷新される新型シボレー・カマロ
6代目に当たる現行型シボレー・カマロの日本発売から約半年。早くもフェイスリフトの情報が伝わってきました。というのも、北米では発売から既に3年を経過し、マイナーチェンジのタイミングが訪れたのです。
基本となるフォルムは変わりませんが、上下に二分割されたフロントグリルの上側の開口部を拡大し冷却効率を向上。LEDヘッドライトにはアイラインのようにLEDシグネチャー・ライト・バーが追加され新たな表情を作ります。
エクステリアは同時にLEDリアコンビランプのデザインも変更。輪郭はエッジの効いたシャープなものですが、4灯風に発光するなどリアビューの印象がかなり変わりました。
現段階で日本導入モデルの仕様はわかりませんが、売れ線の2リッター4気筒ターボエンジン搭載車の「LT RS」でも上級モデルと同じ大口径ディスクローターを採用したブレンボのブレーキやサスペンションなどを装着できる「1LE」パッケージを設定。(1LEはトップ写真ご参照)
また、6.2リッターV8エンジンを搭載したSSでは、最上級モデルの「ZL1」同様に10速ATが選択可能に。ローンチコントロールやラインロックが備わり、映画のような派手なバーンアウトが手軽に楽しめるといいます。
マイナーチェンジが施された2019年モデルの新型は、メカニズム的な全体のアップデートと人気や要望に応じたメニュー設定が特徴です。日本導入時期は順当なら11月くらいでしょうか。

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単純にデザインだけでより好みすれば、現行モデルを支持される方も多いと思います。ボーナス商戦で手堅く現行モデルの購入を検討されている方は、この先マイナーチェンジを睨んだ駆け引きも重要になります。
ただし、輸入車の場合、生産国から輸送する時間的制約もあり、グレードやボディカラーなどの仕様、在庫数に制約がかかる事も考慮すべきでしょう。もし現行モデルを欲するならセールスマンに味方になってもらい、早めの商談を心掛けたいところです。
アメリカとの貿易問題が今後どの程度拡大するか予断を許さない状況ですが、シボレー・カマロがライフスタイルカーであることに変わりはありません。悩める選択もまたカーライフの醍醐味です。存分にお楽しみください。

Turbo1LE










Text:Seiichi Norishige
GMジャパン
0120-711-276(GMジャパン・カスタマーセンター )
■2019 Camaro SS