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FASHION 干場の「エコラグ」

【干場の愛用靴】トッズのドライビングモカシンで王道&変化球を

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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

トッズの代表作「ゴンミーニ」を2通りで

前回、ロロ・ピアーナ兄弟の話をさせてもらいましたが、彼らと同じくらい僕が尊敬しているのがトッズグループの会長であるディエゴ・デッラ・ヴァッレさんです。カプリ島にある自宅に招待していただいた際には、その人柄、ライフスタイル、趣味のすべてがカッコ良くて、本当に感動しました。そんなディエゴさんも愛用する、トッズを代表するドライビングシューズが「ゴンミーニ」です。

手技で縫い上げられたモカシンのソールに、133個のラバーペブル(ゴム突起)をはめ込んだこのシューズは、1978年の誕生以来のロングセラー。カラーバリエーションが豊富なのも大きな魅力ですが、王道好きの僕としては、ダークブラウンのスウェードは絶対にハズせないかと。ちなみに、以前は「シティ ゴンミーニ」を購入。こちらはラバーペブルをはめ込むんではなく、ゴム突起が施された一枚のラバーソールでタウンユースに進化させたモデルでした。あれはあれで良かったのですが、やっぱりオリジナルが欲しくなってしまいまして……。

それともうひとつ、トッズが昨年、「ゴンミーニ」をカスタムオーダーできる「マイ・ゴンミーニ」というプログラムをスタートしたのをご存知でしょうか? そこで、作ってみたのがこのパテントレザーの一足です。オーダーの方法は至って簡単。ウェブ上で「ゴンミーニ」シリーズから好みのモデルを選んで、レザーとカラー、ラバーペブル、ステッチ、アクセサリーや編み込みレザー、イニシャルなどをカスタマイズ。作成したデザインは保存もしくはプリントアウトしてブティックに持参すれば対応してくれます。もちろん、店内でもiPadを使ってスタッフにアドバイスを仰ぎながらオーダーすることも可能なので、仕上がりに不安のある人はブティックでお願いしたほうがいいかもしれません。

で、なぜパテントレザーを選んだのか? トッズはもともとイタリアらしいエレガントで、ラグジュアリーなスタイルが基本ですよね。リラックスしたシーンにトッズは抜群にハマりますが、フォーマルなシーンでトッズのイメージが自分にはあまりなく、これは自分で作るしかない、と思ったわけです。ラバーペブルは、歩いたときの後ろ姿が印象的に見えるように真っ赤にして、アッパーには「YH」のイニシャルを入れました。今年の夏はリゾートでのディナー用、あるいは船旅に持って行こうと思っています。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。



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