JIMMY CHOOの新作のオーラが半端ない
「出会った瞬間、目を奪われ時が止まってしまった」。そんな経験の一度や二度、40代ともなればありますよね。実は先日まさにそんな小説のような経験をしてしまったのです。私が恋に落ちたのは……、こちら、JIMMY CHOOのメンズバッグの最新作「GABRIEL」。

23万8,680円 (税込)
ミニマルなシルエットでありながら、溢れんばかりのオーラを放つこのバッグ。ラグジュアリーな大人の雰囲気のIron Greyとそれを引き締めるブラック、そこからちらりと覗く清廉なブルーが、まるで近づきたくても掴みどころがない「ちょい不良の貴公子」顔をしているのです。表の顔から、本当の内面が見え隠れしているかのように魅惑的で、一瞬で目が釘付けになってしまいました。
このクロコの型押しは、JIMMY CHOOの伝統的な手法を用いた素材で、アイコン的なものであり、それを最新デザインに落とし込んだ、言わば伝統と前衛的デザインを融合した自信作なんだそう。

切りっぱなしの端など職人のこだわりのディティールは、ドライでスタイリッシュな都会の男性を彷彿とさせます。まさに360℃どこから見てもパーフェクトなルックス! これを持ってる人を街で見かけたら、思わず付いて行ってしまいそう(笑)。付いて行かないにしても、2割増しくらいでイケメンに見えることは間違いないでしょう。

このバッグの恐ろしさはビジュアルだけに止まらず、その機能性にもあるんです。なんと、「フォーマル」にも「スーパーカジュアル」にも対応できてしまうフレキシブルなバッグなのです。持ち手が短めなので、かっちりとしたスーツスタイルにもばっちり合いますし、カジュアルダウンさせたいなら斜め掛けに、休日にはリュックとしてデニムスタイルにも使用できるという柔軟さ。
さらにこの色合いは、難しそうに見えて意外とどんな色のファッションにでもしっくりと馴染んで、なおかつ主張もしてくれますから、コーディネートがシンプルでも簡単におしゃれにまとまってしまうという優れもの。もう便利過ぎてヘビーユーズしてしまうこと間違いありませんね。

9万3,960円(税込)
同じカラーのこのスニーカーも素敵でした。機能性から先にお話しすると、こちらは履き口にクッション性がありますので、足入れも楽々。忙しい朝には、このちょっとしたディティールが便利。ソールが厚めですので、脚長効果もあるんですよ。
ビジュアル的には、高級感と落ち着きがありますので、昨今のスニーカーブームに乗れずにいる人でも、大人の雰囲気を崩さずに簡単に取り入れられるかと思います。
スーツをカジュアルに着こなしても大丈夫なお仕事の方なら、是非、短めのダブルの裾に合わせて足を組んで座っていただきたい♡ 色っぽい上、いかにも仕事ができそうな男性の姿が……。でも5回くらい洗濯して少しくたっとなったTシャツに合わせて履いた男性も捨て難い……。親しみ易さを見せつつ、ワイルドで遊び慣れた都会の男性って感じでしょうか。
長々と私の妄想話を繰り広げてしまい、申し訳ありません。でも、女性って誰もがこんな風に、あなたが身に着けているものから、勝手にパーソナリティーまでイメージしてしまうものなんです。そう、知らぬ間にアイテムがあなたを語っていることをお忘れになりませんように。
Text:Kumi Koyama
【問い合わせ】
JIMMY CHOO
03-5413-1200
JIMMYCHOO.COM