世界中からオシャレ猛者たちが集まる、メンズファッションの見本市『PITTI UOMO(ピッティ ウォモ)』。「普通でいいのよ、普通で」をモットーにする干場編集長の哲学をもとに、秋冬のオシャレな着こなしを編集部員 サトシーノが厳選してパパラッチしてきました! ぜひ着こなしの参考にしてみてください。

ネイビースーツにサックスブルーのシャツ、ブラウンのドレスシュースを合わせ、アズーロ・エ・マローネで決めたイタリア人らしいクラシックな装いのダンナ。キモは、なんと言ってもピンクベースのペイズリー柄のネクタイ! コンサバでシックなコーディネートに、1点だけ色を足すだけで、上品に個性を出すことができるんですよね。1点だけってとこがキモ。やりすぎないのがオトナの美学です。
隣の奥さまもオールベージュのコーデ(ミンクのコートがなんともリッチ!)に、ヴィヴィッドなパープルのバッグを1点投入することで、メリハリが効いた上品カジュアルに仕上がっていますよね。エレガントを極めながら、ちゃんと自分の個性を出しているのが凄い! 色の効果を最大限に生かしたファッショニスタのお二人は、現地でもかなり有名なアベックなはず……。(知っている方がいらっしゃったら教えてください)この色使い即、マネさせていただきます!
Photo,Text:Satoshi Nakamoto