『FORZA STYLE』では、シンプル&ベーシックな装い方をしているセレブをピックアップし、その着こなしやアイテムをご紹介。今回は、ペイズリー柄ネクタイの着こなし方について学びたいと思います。
LESSON 105 デビッド・ベッカムに学ぶペイズリー柄ネクタイの着こなし方
仕事をはじめプライベートでも、40代は特にスーツを着る場面が多いですよね。その中でスーツの見栄えや印象を大きく左右するのが、ネクタイ選びです。ビジネスでは、控えめな印象のネイビーのソリッドタイを選ぶことを基本とする人が多いですが……。会食などのカジュアルなシーンの時は、同じスーツを着ていても印象をガラリと変えたい! そんな方も多いのではないでしょうか?
そこで、今回はプライベートでスーツをセンス良く見せるネクタイ選びについて、デビッド・ベッカムから学びたいと思います。
ネイビーストライプのベーシックなスーツに白シャツを合わせたベーシックなコーディネートに、ベッカムがチョイスしたのは赤茶系のペイズリー柄のネクタイ。
ドット、ストライプ、チェックといったシンプルなデザインとは違い、これを加えるだけで、一気にVゾーンが華やかに見えますよね。元々インド織物で使われていたこの柄は、イギリスがインドを統治していた19世紀、産業革命真っ只中のスコットランドのペイズリー市で、機械織りのショールが大量に生産されたことから、ペイズリーと呼ばれるようになりました。
個性的なこの柄は、落ち着いたワントーンカラーを選ぶことが、必要以上に派手に見せない秘訣。さらに光沢を抑えたマットな質感であれば、スーツに馴染みオトナの渋みを醸し出せます。また、ネクタイの色味に合わせ、茶色の革靴を選ぶことで全体の色バランスを整えています。
ネクタイの柄で個性を足した分、ポケットチーフやラペルピンなど他のアイテムを引き算しているのもきっと計算のうち。一見難しそうに見えるペイズリー柄のネクタイも、こんな風に着こなせばかなりクールですよ、ダンナ! ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
Text:Satoshi Nakamoto
【デビッド・ベッカムのように装うならこんなアイテムがオススメ】
かなりプレーンなな見た目ですが上品な色気を漂わせるメランジ発色になっており、ネイビーの奥深い魅力を見事に引き出したエレガントな一着に仕上がっています。
※こちらの商品はFORZA STYLE SHOPでお買い求めできます。
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ブロード織りの良さが詰まった、表面に光沢があり、目の詰まった生地なのでしなやかな見た目。
番手も細く、袖を通した時の柔らかさは最高な仕上がりです。ビジネス以外にも、艶感があるシャツなので、パーティーシーンにも活躍してくれるシャツです。
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3代にわたり良質なネクタイを作り続けているイタリアはミラノの老舗STEFANO BIGI(ステファノ ビジ)。生産はハンドメイドで行われており、Vゾーンが華やぐその品質の高さは確かな物です。
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まるでコードバンのような光沢と、グッドイヤーでソールの張り替えも可能。そして今シーズンはレザーソールではなく、耐久性・履き心地UP・滑りにくさを兼ね備えたダイナイトソール仕様。長年愛用でき、いい物は廃れる事がない。年齢問わず背筋が伸びる様な靴は男の身だしなみとも言うべき逸品です。
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