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スーパーカーに必要不可欠なのは理屈よりも絶対的魔力だ!

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新型アヴェンタドールS発表

伊サンタガタ・ボロニェーゼ発。ランボルギーニのフラッグシップ「アヴェンタドール」のニューモデル、「Aventador S Coupé 」が発表されました。日本の公式サイトを見る限り追加モデル? と思われるかもしれませんが、事実上のマイナーチェンジと捉えるべきでしょう。

アヴェンタドールがムルシエラゴの後継モデルとして誕生したのは2011年。気がつけばデビューから6年を経過しようとしています。しかし、新鮮さを失っていないのは流石だと思います。

さて、気になる❝S❞の概要ですが、まずパワーユニットからご紹介します。

排気量は変わらず6.5リッター。ですが、自然吸気のV型12気筒エンジンの最大出力は40hp上乗せされ740hp(544kW)/8400rpm(最大トルクは変わらず690Nm/5500rpm)にパワーアップ! ちなみに「hp」は英国式の馬力表示になりますので、「ps」に換算すると約750psとなります。

パワーもさることながらこのエンジンの美点は、バンク角60度のV型12エンジンというスペックにあります。この形式は物理的にもっとも振動が少ないエンジンなのです。ちなみに、次に続くのが直列6気筒エンジン。

その他、ドライブモードに「EGO」が追加され、ドライバーのお好みのセッティングをプログラムできるようになりました。また、サスペンションは新たに4WS(後輪ステア機構)が搭載され乗り味が気になるところですが、今はそのデビューを待つしかありません。

エクステリアはフェイスが変わり、フロントのダウンフォースが 130%向上。サイド形状も見直し空力的にパフォーマンスアップを果たしています。また、後方のエアダクトは伝説のカウンタックを彷彿させるデザインに。また、新しいホイールアーチと相まって、スーパーカー世代にはたまらない意匠へと生まれ変わっています。

マフラーの出口形状の変更などディテールを数えるとキリがありませんが、ひと目見ただけで忘れない絶対個性の塊がランボルギーニのフラッグシップであることを物語ります。

一度はガレージに収めたい! スーパーカーに必要なのは、そんな魔力なのかも知れません。

Text:Seiichi Norishige

価格:未定

ランボルギーニ ジャパン
0120-988-889(カスタマーサービスセンター)

■MITJA BORKERT, DIRECTOR OF CENTRO STILE,
PRESENTS THE NEW LAMBORGHINI AVENTADOR S



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