ガチンコの軍用時計ならではの研ぎ澄まされた美観は必見です!
色眼鏡を外して、腕時計とファッションとの親和性を真剣に考えてみた場合。ランキングの上位に必ず浮上するのが、ミリタリーウォッチです。その証拠に、アクセサリーのひとつとして店頭で扱っているセレクトショップを数多く見掛けます。
一口にミリタリーウォッチと言っても、それ風のファッションウォッチから、ミリタリーのエッセンスを巧みに取り入れた高級時計、あるいはガチンコの軍用時計まで、選択肢はかなり豊富にあるかと思います。
そこで今回一押しするブランドが、イギリス軍に時計を供給するために1972年に設立されたCWC(カボット・ウォッチ・カンパニー)です。
少数精鋭のラインナップにおいて興味深いエピソードを持つのが、ロイヤルネイビーで仕様のダイバース。このモデルは、今では2000万円近いプレミアが付いているRolex(ロレックス)の英軍専用「SUBMARINER(サブマリーナー)」の後続機として、1980年代初期にMODスペック(イギリス国防省)に採用されています。
負けず劣らずの面白いのが、ヴィンテージ調の2つ目のインダイヤルを持つクロノグラフ。シンプルで合わせやすいデザインであることに加え、ムーブメントには今では存在しないクロノグラフムーブメントの専門メーカー、Valjoux(バルジュー)社のムーブメントCal.7760が搭載されています。廃盤が決定しているので、今ある在庫を買い逃すと購入のチャンスは難しいかも?
ちなみにCWCのナイロンストラップはすべて、イギリス軍に納品されているNOTO正規のG10ストラップのグレーを採用しています。
ファッションウォッチとも、憧れの雲上時計とも違う、本物の軍用時計の美観は、予想以上に幅広い装いにマッチします。腕時計の満足感が価格に比例しないことをよ~く教えてくれる素晴らしいブランドを、ぜひ一度実物を手にとってみてはいがかしょうか?
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クロノワールド
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www.chronoworld.jp