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“Noblesse Oblige” 挑戦するラグジュアリーブランドの本質

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レンジローバー・スポーツのDNA

群雄割拠。世はまさにSUVブーム真っ只中にあります。一体いつまで続くのか? とお考えの方もいらっしゃると思いますが、いまやベントレーやマセラティに続き、2017年はアルファロメオもSUVを投入予定。さらにランボルギーニもいずれその姿を現すことでしょう。

これだけスーパーブランドがSUVをラインナップに加えてくると、黙っていられないのがランドローバーです。ファッショナブルで現在のライフスタイルにフィットするクロスオーバータイプのイヴォークが大ヒットする傍らで、まさに挑戦というべき大胆なプロモーションを展開しています。

使用されたモデルは同社のトップレンジの双璧を成すレンジローバー・スポーツ(SVR)。で、その挑戦とはスイス・ミューレンにある伝統あるダウンヒルコース(アルペンスキー)を滑降するというもの。当然ですがそこはもう道と呼べるレベルになく、勾配75%、高低差2170m、総距離14.9kmという難コースなのです。

初代ランドローバーは1948年に発表。道なき道を闊歩するタフな走破性能が売りの4輪駆動車として誕生しました。彼らから見れば今のSUVブームは玉石混交。自らのDNAを知らしめる意味で今回の挑戦は必要なことだったのではないでしょうか。

以前、技術的な挑戦としてランドローバーが全面サポートするアメリカズカップ(ランドローバーBARチーム)への取り組みをご紹介しましたが、同チームは見事ランキングトップで2017年のバミューダ海面で開催される本大会へと駒を進める事に成功しました。

BRITISH TEAM LAND ROVER BAR VICTORIOUS IN THE AMERICA’S CUP WORLD SERIES
▲拡大画像表示

英国は1851年に敗者となって以来、未だ一度も勝者となったことがありません。海のF1と表されるアメリカズカップですが、陸を制するランドローバーが海をも制し、大英帝国の名誉を回復するのはそう遠い日ではないかも知れません。

Text:Seiichi Norishige

価格:861万円~1637万円

ジャガー・ランドローバー・ジャパン
0120-18-5568(ランドローバーコール)

■Range Rover Sport – Inferno Downhill Challenge



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