乾き気味の心に潤いを注ぐ、アートに溢れたホテル
学生寮をリノベートして生まれたホテル アンテルーム 京都の魅力は、館内にアートギャラリーを併設していること。スタイリッシュで遊び心があるオブジェやデザインで溢れていて、心踊る出張があなたを待ち受けていますよ。
館内に一歩足を踏み入れると、そこはホテルとしてはあまりにも斬新な空間...。まるで美術館に来たかのような、自由で開放的な雰囲気に満ちています。
ギャラリーでは、京都を拠点に活動するクリエイターを紹介する企画展や、さまざまな展覧会やイベントも行われており、日頃忙しいビジネスマンに時間を忘れてゆっくりアートに浸れる機会を与えてくれます。クリエイターからのメッセージに耳を傾けて、眠っていた感性を目覚めさせ、心を響かせてみてはいかがでしょう。
また、ライブラリーには京都にまつわる書籍や、なかなか手に入らないアートブックなどが並び、気ままで自由な時間を過ごさせてくれます。もちろん、PCやプリンターも備え付けられているのでお仕事をするにも便利です。
実はこちらのホテル、半分はアパートメントになっていて居住者がいるのも特徴的。ホテルに住まう人と、世界中から訪れる旅行者が集う場所がラウンジやバーなどの共有スペースになっていて、新しい交流や発想が生まれやすい環境。出張で、素敵なビジネスマン同士の出会いがあると嬉しいですよね。
シンプルで飽きのこないデザインのゲストルームは、ディテールにこだわったオリジナルの家具やアートワークが配置されており、まるで芸術家の友人の部屋でくつろいでいるかのような気分に。
7月14日には、180センチ幅のゆったりしたダブルベッドルームや、和の要素をモダンに取り入れた庭つきの部屋、アーティストが空間を手がけた客室なども加わりリニューアル、そちらもチェックしてくださいね。
そして、食事にも注目。こちらでは、環境負荷の少ない野菜を扱う野菜提携企業の「坂ノ途中」さんから届く旬の食材をふんだんに使ったフレッシュでボリューム満点の朝食が用意されており、きっと満足できるはず!
たっぷり朝食を摂った後は、無料で貸し出してくれる自転車に乗って、古都の風を切って走ってみてはいかがでしょう?
京都の象徴のひとつ、五重塔がある東寺までは10分もかからない距離ですし、毎月21日は「弘法市」と呼ばれる縁日が開かれており、たくさんのお店で賑わいます。骨董品など、掘り出し物に出会えるかもしれませんね。
いつもと同じ毎日を過ごしていても、さほど人生が変わることはありませんから、時にはこんな異空間に身を置いて、心に感動や栄養を与えるのも大事。京都へご出張の際は、こちらのホテルに泊まって、なんでもない一日を、心に残る特別な日に変えてみてはいかがでしょうか。
Text:Kumi Koyama
「ホテル アンテルーム 京都」
京都府京都市南区東九条明田町7番
075-681-5656
http://hotel-anteroom.com/
JR京都駅八条東口より徒歩15分
地下鉄烏丸線九条駅より徒歩8分
【正規料金】
シングルルーム(素泊まり)6,000円~(税込、但しシーズンにより変動)
朝食 1,000円(税込)