【穴子づくし】のお店ならここ! 穴子のつまみだけで50品目以上
美女が40‘s男と行きたいお店を紹介する連載「私をゴハンに連れてって」。
今回の美女は、元警察官で剣道2段、合気道は初段の腕前を持つ中澤淑美さんです。こんなに可愛いのに...強すぎます!
「私は人の話を聞くのが好きなんです。男性が、自分だけに相談してくれたり愚痴を言ってくれたりすると、『私に心を開いてくれたのかな』と嬉しく感じますね。日本酒が好きなので、今日は日本酒を飲み、ゆっくり語らいながらおいしい料理を味わえるところに行きたいな」と美女。というわけで、本日は穴子専門店の「日本橋 玉ゐ 室町店」にやってきました。
ビルが建ち並ぶ日本橋でひと際歴史を感じさせてくれる、こちらの建物は築100年。東京大空襲で焼け野原になった際も、この家屋だけは焼けずに残ったのだそう。
穴子専門店だけあって、毎日さばいている穴子の数はなんと約2000から3000本! 美女の「正直、穴子と鰻の区別がわからないんですけど...」という質問にも「穴子と鰻の違いは海水にいるか淡水にいるかの違い。それと、見た目の違いは上顎が出ているのが穴子。下顎が出ているのが鰻なんですよ。裁き方も違うんです」と、穴子のスペシャリストの杉村店長が教えてくれました。
お料理の種類が豊富なことでも知られているこちらのお店。穴子のつまみだけで50品目を超えるほどなんです。また、「あなご酒」なんて気になるお酒もあり、まさに穴子尽くしのメニュー。「穴子は100%天然物。シーズンによって対馬や江戸前、仙台松島の物を使用しています。これからの8月から11月は全体の8割の穴子が漁穫できるシーズンなんですよ」と、広報の佐藤さん。
そうこうしているうちに、メインの登場です! こちらは1番人気メニューの「箱めし」。なんとご飯が見えないほど穴子がぎっしり...。思わず嬉しくなるほどの豪華さです。
穴子の食べ方は2通りあり、ふんわりとした穴子の柔らかさを楽しみたい人には「煮上げ」、香ばしい穴子のパリっとした風味を味わいたい方には「焼上げ」がお勧め。どちらも楽しみたい方にはハーフ&ハーフもオーダー可能です。
「どちらも違う美味しさですね。焼き上げは、香ばしく甘さを感じる絶妙な味。そして煮上げは、本当にふっくら! ネギやゆずの皮、ゴマや山椒をつけるとまた味わいが深くなり美味しくいただけますね。どちらも楽しみたいからひとつには絞れないな…」。
さらに、穴子とご飯をお椀に移し、鰹節と穴子の焼骨から取っただし汁をかけ、サラっといただく楽しみ方も。
「これを楽しむために、穴子は最後に少し残しておかないといけませんね」。
こちらの太巻きは、なんといっても豪華な具材でボリュームたっぷり! お土産に購入されていく方も多く、日本橋玉ゐで月に2000本売り上げたという人気商品です。香ばしく焼き上げた穴子の厚みに驚きですね。
また、穴子ちらしは海鮮が散りばめられ、華やかに仕上げられています。具材とご飯の間に穴子がびっちりと敷き詰められている、これまた豪華なお料理です。
「穴子のメニューがこんなにあるのって珍しいですね! それに穴子はコラーゲンたっぷりなので、女性には本当に嬉しいことづくし。どこか懐かしさを感じる雰囲気も居心地よかったです。また穴子をつまみに日本酒を飲みながら、殿方の話しを聞きたいな」。
つまみを食べ過ぎて、「箱めし」までたどり着けない方は、最後に美女と箱めしをシェアするのはどうでしょう? 距離がぐっと縮まること間違いなし。穴子に目がない女性なら即落ちしちゃうこちらの「玉ゐ」。これからの熱い夏に備えて夏バテ防止にもお勧めです。夜風が気持ち良い夏の夜に、是非美女とお出かけくださいね。
Text:Rina Sohn
今回の美女・中澤 淑美さん
金融機関から、警察学校を卒業後、警察官を経て、法律関係団体の転職を経験。現在はIT関連に勤務。日本酒が大好きで、趣味はクラシックバレエ。好きな男性のタイプは信念と度胸がある人。「小学生の頃からずっと好きな芸能人は織田裕二さんなんです(笑)」
「日本橋 玉ゐ 室町店」
中央区日本橋室町4-3-6
http://anago-tamai.com/
03-5203-6250
平日 11:00~14:30(L.O14:00)/17:00~22:00(L.O21:30)
土曜日 11:30~15:00(L.O14:30)/16:30~20:30(L.O20:00)
定休日:日、祝日