英国ビスポーク文化の奥深さを知る
GWを皮切りにこれから夏に向けて、いよいよ本格的なホリデーシーズンの始まりです。休日の期間に関わらず、皆さんそれぞれのプランに思いを馳せていることと思います。
高級車の代名詞ロールス・ロイスは、後席に乗るのがステータスなショーファーカーのイメージが強いブランドかもしれませんが、近年の傾向として、自らハンドルを握るドライバーズカーとしての魅力が高まっています。
今回ご紹介するのは、ロールス・ロイスのビスポークデザインスタジオ・レッドのデザイナーたちが、そのポテンシャルの一端を示したオリジナルのコレクションです。
想定したモデルは同社のラグジュアリー・パーソナルクーペのレイス。そのラゲッジにピタリと収まるキャリーバッグなど、6ピースからなる旅のお供を誂えました。
一目見ただけでその上質感が伝わってくるコレクションですが、欧州のセレブリティはドライブそのものもバケーションの一部でしょうから、まさに必須アイテムといえるでしょう。こんなスタイルで南仏を目指してロールス・ロイスでドライブしてみたいものです。
このロールス・ロイス社製ラグジュアリー・コレクションは正規ディーラーを通じて日本で購入することもできます。円レートにもよりますが、4月28日発表時点での価格は475万3,323円。
さすがラグジュアリーなお値段! と言わざるを得ませんが、何よりも驚くのは自動車会社がメゾンクラスのアイテムを作れることと、また、その需要があるということ。英国のビスポーク文化の奥深さを感じます。
さて、四方を海に囲まれた日本からですと、海外旅行でドライブを楽しむゆとりがないかもしれません。でも、クルマを利用できれば旅の楽しみも広がります。近いうちにレンタカーを利用した海外旅行のコツなどもお伝えできればと思います。
Text:Seiichi Norishige
ロールス・ロイス モーターカーズ東京
TEL:03-6809-5450
■Rolls-Royce Bespoke