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伝統のライカMシステムを
より使いやすくシンプルに

やりすぎだとダメフォー路線まっしぐらでNGですが、40男の明日への活力となるのが趣味の世界(笑)。スマートフォンの普及から誰もが撮影できる時代になった今、趣味性の高いカメラは独特の魅力を放っています。その筆頭が言わずと知れたライカです。1954年以降に製造されたレンズがほぼすべてのM型カメラに使用できる高い互換性とその性能から、ヴィンテージのレンズが世界的に高騰していたりとマニアックな側面も持ち合わせています。

ライカのカメラの代表モデルと言えば、レンジファインダーシステム「Mシステム」。撮影していることを極力意識させないことで、決定的な瞬間を予測しながらシャッターを切ることから独特の撮影スタイルを生み出しています。光学性能にも優れたライカレンズとの組み合わせで写し出される描写は、その場の空気まで写し撮るかのようとも評され、秀逸な描写を揃えています。また、ドイツのブランドらしく、工業製品としてのクオリティも超一流。最高級の素材を使い、複雑な工程を手作業で行うことです何十年でも使える耐久性を備えています。

新作の「ライカM(Typ262)」は「Mシステム」のメリットのすべてを備えたデジタルカメラでありながら、カメラの技術の限界には挑まずに、あくまでもレンジファインダーカメラの本質だけをシンプルに追求した仕上がりになっています。

撮像素子は2400万画素の35mmフルサイズCMOSセンサーと、現行のライカM(Typ240)と同じで、定常光でも美しい描写が可能。画像処理エンジンにも優れ、高速処理によりスムーズに撮影を楽しめます。

ライカ製品の人気のひとつである外装デザインはシンプル美しい仕上がりです。トップカバーにアルミにアルミニウムを採用することでその他の現行モデルより約100g軽く、より扱いやすくなっています。ロゴの大きさやトップカバーは定評がある「ライカM9」のものを踏襲しています。そして、背面にはドイツ製を記す「MADE IN GERMANY」の刻印が入ります。

「ライカM(Typ262)」では、シングルモードでは「ライカM(Typ240」よりもシャッターチャージ機構を搭載しており、目立たずに撮影したい時に役立ちます。

目の肥えたユーザーの期待を存分に満たす、快適な操作性もお見事。ピント合わせは距離計とレンズのフィーカスリングを使うことで素早く行えます。露出モードはシャッタースピードを自動設定する絞り優先モードと手動で設定できるマニュアルモード搭載。メニューの表示もシンプルで必要な機能にスピーディにアクセスできたり、ホワイトバランスの調整も背面のボタンで素早く行えます。

万能を目指すのではなく、写真撮影の本質に追求することに狙い所を定め、そこに特化する。ライカの選択にはある種の美学が宿り、これが人気や製品のクオリティを保つ理由となっています。超一流のドイツ製品らしい末長く使うために作られるライカのカメラ。「ライカM(Typ262)」との出会いを機に、ライカの魅惑の世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか?

Text: FORZA STYLE

「ライカM(Typ262)」 85万3200円(税込)

最上級の素材を手作業によって組み立てることで、耐久性を得るのと同時に製品には独特の雰囲気が宿ります。
背面からもライカの美学が感じ取れます。使いたい機能にアクセスしやすいシンプルなメニューはその賜物だと言えますね。

【問い合わせ】
ライカカメラジャパン
03-5221-9501
www.leica-camera.co.jp



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