自己破産の危険性!
リボ払い地獄を
融資担当者はどう見るか!?
こんにちは、FORZA STYLEライターの西内悠子です。
突然ですが、カード分割払い、リボ払い、複数ローンの危険性ってご存知ですか!?
「何回払いですか?」と聞かれ、軽い気持ちで「2回で!」なんて言っているアナタ!それ、実はすっごく危険な行為なんです!
どんな風に危険なのか!? 最悪の状況を回避するにはどうすれば良いのか!? そんな疑問に、マネーのスペシャリスト、元メガバンク支店長の菅井さんが答えてくださいます!!
▶︎連載・第2回目はコチラ
「一人でお金持ちになろうとするな!」
▶︎菅井敏之さん、初回肉厚インタビューはコチラ
元メガバンク支店長が見抜くNGファッション「半沢直樹は、アナタをここで値踏みする」
著書『お金が貯まるのは、どっち!?』シリーズが累計45万部を突破した、元一流銀行マンにしてベストセラー作家、不動産投資家(これだけで年収7000万円!)、カフェオーナーの菅井敏之さん連載、第3回はじまります!!
リボ払い、複数ローンの危険性
西内:こんにちは。今回は「リボ払い地獄」についてお伺いしたいです。よろしくお願いします。
菅井:リボ払い地獄って...なんだか恐ろしいタイトルですね。西内さん、リボ払い地獄に陥っているんですか?
西内:いいえ、わたしはリボ払いに手をつけたら雪だるま式に借金が膨れ上がってしまう自信があるので、手をつけていないんです。ただ、仲の良い友人で、クズ仲間の20代の女の子がいるんです。その子が4枚のカードでリボ払いをしていて、リボ払い地獄に陥っているんです。
菅井:それは...かなり重症です!! リボ払いに手をだすだけでも信用が失われるのに、複数のカードでリボ払いをしているなんて、いずれ自己破産してもおかしくないですよ!!
西内:自己破産ですか!? なんて恐ろしい。わたしの友達、自己破産することになるかもしれないんですか!? 菅井さん、どうか救いの手を...!
菅井:では、まずこのことを意識するように伝えてください。大前提として、「リボ情報、クレジット情報は、すべて個人信用センターというところに記録されている」ということを。
西内:そうなんですね。個人信用センターとやらに記録されることは、そんなに恐ろしいことなのでしょうか?
菅井:そうですね、まず、クレジット分割払いやリボ払いを繰り返していると「浪費家」というイメージを与えてしまうんです。
西内:浪費家だと、何か悪いんでしょうか?
菅井:もし将来銀行から融資をうけたいという場合に、「この人は浪費家」という印象を与え、非常に不利になってしまうんですよ。前にも申し上げたように、銀行が融資をする際に一番嫌うのが「浪費家」なんです。
西内:そうなんですね!! わたしはすぐ終電を逃してタクシーに乗ってしまいます!! これって浪費家ですか?
菅井:立派な浪費家です! 西内さん、フリーになったばかりなんですから、身の程を知って、タクシーに乗らないで済むようにしないとダメですよ!!
西内:は、はい...。
菅井:とにかく、クレジット分割払いとリボ払いというのは、銀行から厳しくチェックされるものなんです。銀行からすれば、クレジット分割払いやリボ払いをする人というを「赤字経営の人」として見るものなのでんですよ。
西内:たしかに、自分の持っているお金の範囲内で浪費を済ませられないということは、赤字ですよね。
菅井:そうです。また、西内さんのお友達の「リボ払い地獄」の女性は、複数のカードでリボ払いをされているんですよね? それは、本当に危険な行為です。いくら借りている金額が少なかったとしても、それが命取りになり兼ねません。
西内:命とりと言いますと...?
菅井:借金というのは「借りている金額が多い」ということよりも、...