NY発の人気サイトがイケフォー向けに
世界の最新ホテルをご紹介します!
突然ですが、国内外での出張やトラベル、はたまた“ココ一番”での「ホテル選び」、どうされていますか? 国内は比較的情報が手に入りやすいですが、いざ海外となると……。
というわけで、『FORZA STYLE』が世界のお洒落ジェットセッターがブックマークするNY発のサイト「Tablet Hotels (タブレット ホテルズ)」とタッグを組み、イケフォーのホテル選びをアシストする連載を開始します。
ところで、「Tablet Hotels」ってご存知でしょうか? 世界中のトラベラーから愛用されている当サイトの魅力はセレクションのセンスにあります。星の数やブランド、ロケーションなど、外的要素にとらわれず、個性があるか、価値ある宿泊体験をできるかどうか、を判断基準にしていること。また、実際に宿泊したユーザーの評価が一定基準を下回ると、そのホテルをサイトから除外する仕組みになっており、セレクションのクオリティ維持にも力を入れています。
さて、記念すべき第1回となる今回は2000軒の掲載の中から、パリでイチオシのホテルをご紹介します。
昨年16区に誕生したばかりの「ホテル・モリトール・パリ(Hotel Molitor Paris)」がそれ。
このホテルのもともとの建物、ピシーヌ・モリトールは1920年代から80年代にかけて、この街のランドマークでした。屋内外にプールを設けた見事なアールデコ建築で、クルーズ船のキャビンのような丸い窓付きの建物に囲まれるように造られたプールは小さな海のようにも思えます。
このプール、1989年に使用頻度の低さから閉鎖となって以来、20年以上も放置され、一時はストリートアーティストがこぞって集まる街のキャンバスとなっていました。それが2014年、再びアールデコの名残を見せたスイミング施設として第3のサイクルをスタート。さらに、建築家ジャン=フィリップ・ニュエル(Jean-Philippe Nuel)がデザインを担った当ホテルも、その施設の一部となったのです。

屋内外にプールがあるという点だけでも、パリのほかのホテルとは一線を画すといえます。さらに、著名なニュエル氏が手がけたとあって、再デザインおよびリノベーションも見事で、見るだけでなく、泊まれるなんて夢のよう。丸い窓やモノクロでまとめた色調、そして40年代風のモダニスト家具など、所々にアールデコの伝承を、さりげなく感じさせるセンスにも脱帽です。
お洒落なホテルに泊まるのは、会話のきっかけになるだけでなく、40男のセンス磨きに役立つこと間違いなし!
Text:Kenji Takao
Hotel Molitor Paris
住所:13 rue Nungesser et Coli, Paris
https://www.tablethotels.com/Hotel-Molitor-Paris-Hotel/パリ-ホテル-フランス/117890
【問い合わせ先】
Tablet Hotels日本語サイト
Tablet Japan カスタマーサービス
03-5772-6284 (平日10:00~17:00)
Email : customerservice@tablethotels.jp
世界を飛び回るジェットセッター達たちから絶大な支持を得ているこのサイト は、世界中から厳選された素敵なホテルだけを最低価格で予約できる、まさにホテルのオンラインセレクトショップというべき存在。現在、日本語サイトを含め10 カ国語で展開中。世界に100万以上のユーザーを抱え、掲載中のホテルは約2000軒にも及ぶ。
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