実は、去年アスパルテームが 2023年6月に国際がん研究機関（IARC）、WHOおよび国連食糧農業機関 （FAO）の食品添加物合同専門家委員会（JECFA）により、発がん性がある可能性を秘めた「IARCグループ2B」と分類され、大きな話題となりました。
gettyimagesなお、摂取許容量が 40mg/kg体重/日となり、一般的に使用されている分量であれば（前述の範囲内に収まり）安全なことが再確認されましたが、今後も継続して研究および調査する必要があるとされているため、この報道があった直後に『アスパルテーム入りの商品に関しては即座に販売終了対応する』と宣言したプロテインメーカーも出てきたほどです。
gettyimagesとは言え、人工甘味料は英知の結晶。なにせ甘味度は砂糖の200倍とまで言われており、価格が安いのに美味いを実現し、まるでかつての吉野家みたくお財布に優しいのです。
加えて、摂取カロリーが節減できる上に、食後の血糖値が上昇しないというメリットがあるのも事実。
gettyimagesしかし、日常的に取り続けると甘みに対する感覚が鈍り、悪循環に陥るほか、食後起こるはずの血糖値上昇が起こらないことにより、脳の満足感が少なくなり、おのずと食欲増加するといったデメリットもあり ――制限のない―― 常用摂取は決してお薦めできません。
また、上記以外の食事法として、健康面だけでなく環境保全や動物愛護を目的としたポール・マッカートニーが実践している"ベジタリアン"、アレルギーや過敏症対策に有効な大谷翔平よろしく"グルテンフリー"を意識し始めると、もはやラーメン二郎なんかは食べられませんからね。あの禁断症状のほうが 何よりもがヤバイ気さえしてしまいますが。
gettyimagesまぁ、ともかく田舎暮らしで農薬を使わずに自給自足するか、よっぽどのお金持ちでない限り食品添加物（人工甘味料）から離れることは相当難しいので、現代社会に生きる身としてはエンゲル係数と相談しながらバランスキープし、個々のペースで上手くサヴァイヴするのが吉。
gettyimagesサプリはあくまでも補助的に。それでは、新年度も皆様のご健康とご多幸を心からお祈り申し上げます。
TEXT：FORZA STYLE
