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花粉症対策、車でおすすめのワザ&グッズとは?

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■おすすめの花粉対策 その3「ボディについた花粉も許すな!!」

また、クルマのボディに花粉が堆積していると、走行中に窓を開けた際に侵入してきたり、乗り降りの際に衣服に付着しやすく、車内侵入のリスクが高まります。そのため、ボディ表面に花粉を堆積させないようにしたいところ。

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ボディにも堆積させないことで運転中のくしゃみのリスクを減らそう©Adobe Stock

ボディへの花粉の付着を減らすには、やはりこまめな洗車が必要です。ボディに汚れが付いていると、その汚れの凹凸に花粉や埃が引っかかり、さらに酷い状態になってしまう可能性も。ボディ表面に花粉が堆積していかないよう、この季節は小まめな洗車を心掛けたいところです。

 

■おすすめの花粉対策 その4「エアコンは内気循環、は古い!!」

かつては、花粉防御のためには走行中は内気循環がよいとされていましたが、昨今のエアコンフィルターは性能が向上しており、粒子サイズ約30ミクロンの花粉のほか、2.5ミクロンのPM2.5(2.5ミクロン)などの超微粒子であってもキャッチできるようになったため、外気導入でも問題ないそう。

JAFが行った実験では、外気導入で走行した際も、花粉はごく僅かな量しか検出されなかったそうです(4月初旬に、同じ仕様の2台のクルマを用意。1台は内気循環、もう1台は外気導入で、東京都内の高速道路、郊外・山道、市街地を走行)。

たとえば日産のクリーンフィルターは、花粉や埃を添着して処理する不織布層、イヤな臭いをブロックする極微細な活性炭層、そして極細繊維帯電でPM2.5をキャッチする不織布の3層構造としたことで、花粉やチリ、埃、ガス、臭いで起こるアレルゲン活動(ダニ、スギ花粉、犬、猫、カビなど)を抑制できるようになっているそうです。

昨今は、エアコンフィルターの性能が向上しているため、外気導入でOK©Adobe Stock

さらにはビタミンCを含んだクリーンなエアー放出まで対応した、クリーンフィルタープレミアム(施工費込7315円~)という商品も。どちらも、年に1度は交換する必要がありますが、効果は大きいといえます。

むしろ、長時間内気循環のままでいると、CO2濃度が上がり、疲れや眠気を感じやすく、注意力散漫になる原因になってしまいます。「花粉の侵入を防ぐために内気循環」は古い情報、外気導入で空気をリフレッシュさせてください。

花粉症の薬には、抗ヒスタミン剤などが含まれることが多いそうで、これらは眠気に襲われて集中力が低下するおそれがあるため、クルマを運転するドライバーには不向きです。「車内に持ち込まない」「車内に入ってしまっても除去する」を徹底し、辛いこの時期をなんとか乗り切りましょう。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:Adobe Stock



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