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男同士の『脱ぎ芸』に疑問を呈して退職。あの頃は許されたと先輩たちが「時効扱い」できない理由。

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「あの声で とかげをくらうか ほととぎす」 この世の森羅万象のウラ側を、FORZA STYLEの取材班が徹底取材。あなたの暮らしを守る、独自レポート。

プラス・マイナスの岩橋良昌氏のX(旧Twitter)での投稿が話題になっている。危機管理コンサルタントの平塚俊樹氏はこう話す。

「吉本興行をやめるに至った経緯やこれまでの不正、さらにはご自身が被害に遭われたという飲み会での顛末など、さまざまな投稿が上がっています」。

とある飲み会によびだされ、エアガンで撃たれたとされる投稿は、人物が特定できる形でおこなわれている。

「これに対して俳優側はインスタライブで訂正をしていました。ただ2人の言い分は真っ向から食い違っています。ただ証拠写真がないとも言い切れないので、注意深く見ていく必要がありそうですね」。

Xの投稿欄はアンチと擁護派とで激しい論争になっているようだ。昨今、芸能界ではこのように過去の出来事について発言をするケースが増えている。実はこれ、現実世界でも存在するらしい。今回は飲み会での振る舞いについて、後輩から苦言を呈されることになったある男性に話を聞いた。

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©︎GettyImages

飯倉芳樹さん(仮名・45歳)は、出版関連企業に勤めている。新卒から22年目だ。いまでこそ、ハラスメントが叫ばれるようになったが、入社当時はまだ昭和の名残もあり、相当無茶をすることもあったそう。

「飲み会での一気なんて当たり前にありましたし、正直ここでは言えないようなことさせられていましたし、自分もしていました。この5、6年ですよね。ここまで何もかもが厳しくなったのって…」。

芳樹さんは、広告部に所属していることもあり、会食も多く、キャバクラなどにいくことも日常だったそう。

「当時は当然と言いますか、それに何の疑問も持っていませんでした。この10年でハラスメント講習などが盛んに開催されるようになって、自身の行いがいかにハラスメントに該当するものだったのか知ることに…。恥ずかしいと思う過去も多いです」。

そんな芳樹さんには、5歳下の可愛がっている後輩がいたらしい。

「大学の同窓生でもあって、学部も同じなのでその点でもすごく親近感がありました。入社当時からよく飲みに誘っていましたね。いくら奢ったかな?ってくらいにはお金も使った間柄です」。

しかし、あるときを境に疎遠になってしまったという。

「当時、飲み会のあとはカラオケにいくのが定番でした。カラオケではたいてい、盛り上がってくると若手から順に脱ぎ出すのが、当時のブームだったんです。腹踊りをさせたりなんかして…。女性がいない場所なら、下着になることもありました。若気の至り。男子乗りってやつです」。

それに対して後輩がある日、嫌悪感を示したんだという。

「それまでは後輩も楽しそうにやっていたんですよ。ちょっと小太りだったこともあり、彼が脱ぐと大盛り上がり!喜んで脱いでいるように私には見えていました。ところがある日、突然脱がないと言い出したんです」。

あまりに抵抗したため、周りのムードも一気に冷め、それ以来、彼は空気を読めない男と認定されることになってしまったらしい。



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