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ISが負けている部分があるとすれば、室内の広さとハイブリッドシステムの内容です。クラウンは高速域までモーターがカバーするマルチステージハイブリッドシステムを搭載しますが、ISは従来型でありモーターは主に低速から中速域をフォローします。
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しかし、WLTCモード(総合値)は両モデルともに18.0km/Lとじつは同じ燃費だったりしちゃいます。やはりクラウンはデカい分だけ重く、ISとの車重差は330kgもあります。とはいえ、見方を変えれば大きく重いボディで軽いクルマと同じ燃費性能なんですからデータ上は引き分けといった雰囲気。
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後席専門の立場ならクラウンに軍配が上がると思いますが、キャビンの広さを許容できるならISで十分という方もいらっしゃるかと思います。また、ISにあってクラウンにないものとしてはAWD(四輪駆動)のラインナップです。さらに、Fスポーツというスポーツグレードの設定はドライバーズカーの資質をアピールしています。
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クルマ選びの評価軸はご自身の考え方とクルマそのものの使い方で変わります。純エンジン車でよければISには2L直4ターボや3.5LのV6、5LのV8搭載車もありクラウンより選択肢が広いのも特徴となります。
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ちなみにISの北米仕様2024年モデルにはハイブリッド車の設定はありませんし欧州市場は既に終売。ISもいよいよモデル末期の気配ですが、いまだ充実のラインナップを誇るのは日本だけの特権です。一度最新型で比較試乗なさるのも悪くないと思います。
Text:Seiichi Norishige
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