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LIFESTYLE 女たちの事件簿

【後編】「大好きだったカルボナーラを吐き出しました」毒食リストを作る元夫との「洗脳のような夫婦生活」の実態に迫る。

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「知人からは『旦那さんに見つからないように、外で食べればいいじゃない』とアドバイスされるのですが、以前、コンビニのサラダを吐き出してしまったように、彼の洗脳が解けないんです。

一度、大好きなカルボナーラをイタリアンレストランで食べた後も、結局は気持ち悪くなって、店の化粧室で吐きました。

美味しいと思うより先に、『ベーコンは加工食品、パスタは小麦粉。私は毒を食べている』という強迫観念に苛まれてしまうんです」

一方で、何とも嘆かわしいが、メリットもあった。

「グルテンフリーにして、小麦粉ではなく、米粉パンや米粉パスタを食べると、長年悩みだったアトピー体質が軽減してきたんです。倦怠感もなくなりました。これは感謝すべきことです。」

 

しかし、結果的に二人は離婚に向けて進むこととなる。

「離婚は私から切り出しました。この先、子供を持ちたい私にとって、彼との明るい未来は描けないと判断したからです。

両親にも、夫が提示した『毒食リスト』やコンビニ・ファミレスを禁じられていること、食事そのものが楽しめず、吐き癖がついてしまったことを泣きながら打ち明けると、すぐに実家に戻るよう救いの手を差し伸べてくれました。」



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