クビの皮1枚。新型クラウンセダンは売れるのか？

問題はクラウンセダンです。代替え需要が満たされるのなら月間600台じゃ足りないでしょうし、誰もがイケてるぞ！　と思えば人気車となり長納期。もし期待ハズレなら半年と経たずに法人需要は満たされるでしょうから今後の推移を見守りましょう。

個人的感想は先代クラウンにせよFCVのミライにせよ、トヨタ流「6ライトウィンドウ」デザイン（後席側面のガラス部分が3分割になっている。左右合わせて6枚のガラスという意味）って、クルマ全体を見たときに、どうにもバランスが悪く消化不足な印象がぬぐえません。

自動車の死角を減らすって意味じゃ「6ライトウィンドウ」デザインの効果を認めるものの、同じデザインテイストならメルセデス崇拝者じゃないワタシでもEQSやEQEの方が100倍イケてる思うのです。皆さんのご感想はいかがでしょうか？

とはいえ、ビジネス上はグローバルカーである新世代クラウンシリーズ。市場規模全体でみれば採算は十分にとれるのだと思います。街を行き交うクラウンに今後も注目しましょう。

Text：Seiichi Norishige

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