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「こ、これは欲しい!」欧州レクサスのヤリスクロス級SUV「LBX」が日本で爆売れする理由

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■レクサス用に刷新されたGA-Bと新開発の足回りによって、あらゆる速度域の乗り心地を向上

都市部では狭くてクネクネしている欧州の道路事情ですが、郊外路や高速道路では、高い巡行速度で走り続けるシーンが多くなります。片側一車線の荒れた田舎道を、お互い時速100kmですれ違う、なんていうシーンも多く、路面も日本のようにきれいな舗装路とは限りません。

そのためクルマには、ハンドルの修正舵にきちんと反応するハンドリング性能や、荒れた道を走っても挙動が乱れにくいサスペンションのセッティングが求められます。 

LBXのインテリア。質感の高さは流石のレクサスクオリティだが、無難な造形は好みがわかれるところかも

そんな欧州市場に合わせるため、新型LBXでは、GA-Bプラットフォームを刷新して基本素性と電動化技術を徹底的に鍛え上げたそう。1.5L直列3気筒のガソリンエンジン+モーター、バイポーラ型ニッケル水素電池によるハイブリッドユニットを搭載しています。

ハイスピード走行中の細かい修正操舵ができる操縦安定性と、荒れた道でも安定して走り続けられるしなやかなサスペンションセッティングを施したことで、あらゆる速度域での乗り心地を向上させたそうです。

もちろんデザイン面は、さすがのレクサスクオリティ。1クラス以上も上のカテゴリと比べても、十分に戦えるだけの質感の高さを感じられます。写真で見る限り、造形が多少無難すぎるようにも感じますが、こちらは実車を見たときのお楽しみかもしれません。

ヤリスクロスには無いタン色の本革シートも採用

 

■トヨタレクサスが誇る低燃費ユニットは、欧州ユーザーに響くはず!

現時点、レクサスラインアップにおいて最小モデルである「UX」は、全長4500mmもあり、日本ではミドルクラスSUVの仲間入りをするような立ち位置。ここに全長4200mm級の新型LBXが登場すれば、レクサスとしてもフルラインアップが揃うところです(さらに下には、フィアット500やスマートフォーツーが属するマイクロカーセグメントもあります)。

欧州でのヤリスクロスの人気を考えると、この新型LBXに関しても筆者は「イケる!!」と予想します。トヨタ・レクサスが誇る最強の直3ハイブリッドがたたき出す低燃費は、環境コンシャスな欧州富裕層に響くはず。これら富裕層のセカンドカーとして、新型LBXは十分に受け入れられるのではないでしょうか。

Text:Kenichi Yoshikawa
Photo:LEXUS
Edit:Takashi Ogiyama



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