「あの声で とかげをくらうか ほととぎす」
この世の森羅万象のウラ側を、FORZA STYLEの取材班が徹底取材。あなたの暮らしを守る、独自レポート。
【前半のあらすじ】
遠藤元さんは、休みの日になると趣味の畑仕事に精を出す38歳だ。暑い中、水分を取りながら畑仕事をしたのち、酒を飲むという最高の週末を過ごしていたはずが、深夜になって救急搬送されてしまう。その原因は、まさかの熱中症だった。
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「お医者さんに熱中症ですねと言われたときの驚きは半端じゃなかったです。熱中症って、太陽の元とか、冷房の効いていない部屋とか暑い最中でなるものだとすっかり思いこんでいたんですね。午前中、太陽に当たって夜熱中症になるなんて想像もしていませんでした」。
しかも元さんは、しっかりと水分補給をしていたと話す。
「熱中症対策の基本であるこまめな水分補給は怠りませんでした。だからこそ、驚いてしまって…」
平塚氏はこう話す。
「アルコールもコーヒーもジュースも水分といえば水分です。しかし、熱中症対策における水分補給には当たりません。特にアルコールやコーヒーをはじめとするカフェインを含むものは、利尿作用があるので、逆効果になりかねません。またのどの渇きを感じたときに水分をとっても、それが体に浸透するには時間がかかります。だからこそ、のどの渇きを感じなくてもこまめに水分補給をしなくてはならないのです」
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