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【すでに1万6000台の受注】デリカミニとD:5が似ているのは見た目だけじゃない!エンジニアが込めた思いとは?

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安全装備や自動運転でますます高額化している現代のクルマ。上手に購入する方法は? さらに、所有してからも様々なトラブルやアクシデントが起きるのがカーライフ。それら障害を難なくこなし、より楽しくお得にクルマと付き合う方法を自動車ジャーナリスト吉川賢一がお伝えします。

俳優の水川あさみさんが登場する「ウェーイ」のCMでお馴染み、ミツビシの新型軽スーパーハイトワゴン「デリカミニ」がいま絶好調だ。発売開始前に16万000台もの予約注文を得たそう。しかも、軽自動車では通常2割程度の4WD比率が、このデリカミニではなんと6割にもなるという。ユーザーは、デリカミニならではの走りに期待して購入をしているようだ。

筆者も先日、このデリカミニに試乗したが、その走りは、「まさにスモール・デリカD:5」だと感じた。デリカD:5ファンや、デリカミニを購入検討されている人に向け、試乗した筆者の感想とともに、デリカミニの走りをつくり上げた三菱の操縦安定性能エンジニアへのインタビューの内容もご紹介しよう。

 

■カッコカワイイデザインと、意外なほど「イケる」4WDの足が自慢

SUVテイストの軽自動車といえば、ダイハツの「タントファンクロス」や、スズキの「スペーシアギア」などが続々と登場している、いま大注目のカテゴリだが、冒頭でも触れたように、デリカミニも、キャッチーなネーミングも相まって、絶好調のようだ。

とくに半円形のヘッドライトによる目力の強さや、キバのようにも見えるグリル、そしてダイナミックシールドなバンパー形状など、フロントマスクのカッコかわいさは抜群に似合っている。テレビCMに出演している「デリ丸。」も、デリカミニとセットで人気が出ているようだ。

軽スーパーハイトワゴンの新型デリカミニ。フロントだけでなくリアにも「DELICA」の文字が。リアの「DELICA」の横には、小さく「mini」の文字が並ぶ

そしてデリカミニ最大のポイントは、冒頭でも触れた4WDの走りだ。4WD車のみ、タイヤの直径が10ミリほど大きくなっている(4WDは165/60R15、2WDは165/55R15と扁平率が異なる)そうで、その4WDに合わせて、ショックアブソーバーの特性を念入りにチューニング。これによって、通常のアルファルト路面や圧雪路、砂利道だけでなく、通常の軽では想定していないオフロード路面もかなりイケる仕上がりとなっている。また、急な登り坂でずり下がってこないようにする「ヒルディセントコントロール」も備えているという。ちなみにこのアイテムは、姉妹車の日産ルークスにはないそうだ(eKスペースには標準搭載)。



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