新調しなくたってイイ、履き慣れた一足を美しく磨いて履いてみては
カレンダーの関係で、本日4月3日が初年度の初出勤日という方が多かったのではないでしょうか? 桜が満開を迎える頃から 空がグズついて、雨の日ばかりでしたが、本日は全国的に天候にも恵まれ、幸先の良いスタートを切れたことでしょう。
そんな初年度の足元には どんな靴が選ばれたのか?が気になったので、第127弾は新年度に履いた靴をピックアップしてみました。
#靴魂への投稿を探ると、正統派なキャップトゥ オックスフォードから、プレーントゥ、セミブローグやフルブローグ、モンクストラップなどなど、やはり新年度を迎えるとあって、散見されたのは黒の革靴。
やっぱり背筋も伸びて、気分も引き締まりますし、見た目もキリッとして気持ちが良いですからね。この良いスタートダッシュのまま、2023年度も素晴らしい成果を残していきたいものです。
では話をクルリンパと戻して、新年度に履いた靴の投稿5選をご紹介していきます!
オーロでビスポークしたクォーターブローグ アデレード
まずは、価格改定するジェイエムウエストンの回に続いての登場となる@zxrs_514さんの投稿から。オーロ(OURO)でビスポークしたクォーターブローグ アデレードです。
三陽山長のスタッフとして働く傍ら、東京・三鷹にて靴職人としても活躍する可知一伸さん。彼が手がけるビスポークのシューズブランドが、オーロです。
"革靴博士"の異名を持つほど、靴について詳しい可知さんに、@zxrs_514さんがビスポークしたのは、クォーターブローグ アデレード。ややスクエア気味なトゥが特徴的な一足です。
アッパーに使用したのは、フランス・アルザス地方にて1842年から続く歴史あるタンナー、アース(HAAS)社のユタカーフ(UTAH CALF)。ノヴォナッパ(NOVONAPPA)呼ばれる革に、ロシアンカーフを模した型を押した、柔らかさがウリの万能レザーです。
@zxrs_514さんは この度 転職をなさったそうで、出社初日となる本日、ビスポークのシューズを履いて気分を上げたんだとか。靴職人が、自身のために作ってくれた靴を履いたら自信つきますし、きっとイイ気合が入ったことでしょう。
最近は、日本にも技術が優れ、そこまで高額ではないビスポークシューズを手がける靴職人が増えていますので、既成靴に飽きたり、もっと自分の足に合った靴を、と思った方は探ってみてはいかがでしょう。