クロスオーバーSUVの人気は衰えることを知らず、もはや乗用車のスタンダードとなりつつあります。たしかに荷物もたっぷり積めて室内空間も広く、オンロードでも快適な乗り心地はとても魅力的ですね。そんなクロスオーバーSUVの最新モデルのうち、400万円以下という予算で狙えるモデルを5台、ご紹介します。
■直列6気筒ディーゼルの魅力「マツダ CX-60」
「CX-60(299万2000円~※価格は2022年10月のもの。以下同)」は、マツダの新世代商品群の第一弾として、2022年4月に公開されたモデルです。開発コンセプトは「ドライビングエンターテインメントSUV」。マツダのデザインテーマである「魂動(こどう)」のさらなる進化と、自然と調和する日本人の感性とタフさと緻密さを表現したと、マツダは説明しています。
エンジンは2.5Lガソリンエンジン+モーターのPHEV、直6ディーゼルエンジン+48Vマイルドハイブリッド、3.3L 直6ディーゼル、2.5Lガソリンの4種類が用意されていますが、このうちガソリンモデルとディーゼルモデルの一部グレードが400万円以下で狙えます。
特にオススメしたいのは新開発の3.3L 直列6気筒ディーゼルエンジンモデル。パワフルな出力性能と優れた燃費性能を兼ね備え、クロスオーバーSUVの魅力を高めています。ガソリンハイブリッドやBEVはこれからも乗る機会があるとは思いますが、クリーンディーゼルの6気筒の走りを楽しむなら今が最後のチャンスかもしれません。
■輸入車人気ナンバーワン「MINI クロスオーバー」
輸入モデルの中でも、日本で特に人気の高いMINI。なかでも、クロスオーバーSUVの「CROSSOVER(399万円~)」は、遊び心あふれるMINIのデザインと、SUVならではの実用性、しっかりしたハンドリング性能など、高いブランド力を持つMINIの良さを存分に味わうことができるモデルです。
ラゲッジスペースは、後席を使用した状態でも450L、シートバックを倒すと最大1390Lまで拡大することができ、実用性も十分です。また、BMWのコンパクトブランドだけにハンドリングや乗り心地はしっかりしており、ロングドライブでも快適です。都会で映えるオシャレなデザインにこだわりたい方にもオススメです。