エドワードグリーンの「バンバリー」
続いては、よくお手入れされたブーツの回に続いての登場となる@vincent_the_shoegazerさんの投稿から。エドワードグリーン(EDWARD GREEN)の「バンバリー(BANBURY)」です。
1890年に創業者エドワード・グリーン氏がノーザンプトンに工房を設立。3人の息子とともにミリタリーブーツなどをメインに紳士用の靴を手掛けるところからスタートします。
1970年代には破綻寸前に陥り、それを救ったのがイタリアの靴デザイナー、ジョン・フルスティック氏。1983年にブランドを買い取って再建させ、快適な履き心地のドレスシューズを完成させます。
残念なことにジョン氏は、2000年3月に突然の死を迎えてしまうのですが、彼の右腕を務めていたヒラリー・フリーマン女史が跡を継ぎ、現在も多くのファンに支えられているのです。
エドワードグリーンを代表するラスト202、そのつま先をスクエア型に仕上げたといわれるラストが606。セミスクエアながらシャープなつま先とウエストの絞り込み、小ぶりなかかとも美しい一足です。
ダークブラウンスエードは秋の装いにピッタリですし、憂鬱な秋の長雨でも気分を上げてくれるのが嬉しい。
@vincent_the_shoegazerさんの「バンバリー」はイイ感じに履き込まれて雰囲気出てますね。そして、ホント良い色のブラウンシューズをたくさんお持ちで、どれも美しく履かれているので拝見するのが楽しい!
またぜひ、たくさんの投稿をよろしくお願いします。
カルミナのチャッカブーツ
次にご紹介するのは、春雨に負けない靴、ゲリラ豪雨にも負けないビジネス靴の回に続いての登場となる@j0_1903さんの投稿。カルミナ(CARMINA)のチャッカブーツです。
1997年、スペイン・マヨルカ島インカにて60歳を過ぎたホセ・アルバラデホが創業した「カルミナ・アルバラデホ・シューメーカー(Carmina Albaladejo Shoemaker)。
のちに「カルミナ・シューメーカー」と名を改め、世界トップクオリティの革靴を世に送り出し続け、1998年にはマドリードに初のフラッグシップショップ、2003年にはパリにショップをオープンし、世界へと進出していきます。
モデル名の記載はありませんが、ナロー気味なフォルムとロングノーズなチゼルトゥ、素材の感じを見ると、「10027 シンプソン(SIMPSON)」でしょうか?
@j0_1903さんは、秋の履き出しに備えて Brift Hの田原さんに磨いていただいたとのことでピッカピカ。写真を撮ってる姿までキレイに映っています。
自身の手で磨くのも楽しいですが、たまにプロに磨いてもらうのも良いですね。シーズンの履き始めやプレメンテの際にはオススメです。
この秋もたくさん履いてはお手入れを繰り返し、たっぷり可愛がってあげてください。