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【オールデン、パラブーツetc】春雨だって怖くない! 防水性の高い靴5選

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靴を偏愛する こじラグ谷中が、さらに靴企画を充実させるべくスタートさせた「靴魂(くつたま)」! インスタグラムに#靴魂のハッシュタグを付けてポストされたソウルメイトの投稿から、独断と偏見、そして魂を込めて厳選! あなたの靴が見たいから〜。

春の長雨を避けるのに最適な靴とは?

新年度を迎えたと思ったら、あっという間に20日が過ぎ…。二十四節気でいうと6番目の「穀雨」に入り、今年はその特徴通り、穀物の成長を助ける雨が頻繁に降りますね。

そんな雨模様が続くと困るのが、履く靴…。防水性が低いと、帰る頃には靴下までビッチョリで最悪。というわけで、第84弾では春雨に負けない靴をピックアップしてみます。

まず重要なのは、雨を最も受けるアッパーです。オイルドやシボ、ガラスなど防水や撥水性に優れた加工が施されたレザーや、起毛素材で雨ジミがつきにくいスエードを選ぶと良いです!  

そして、お次はソール。レザーソールは水が染み込みやすく、駅や建物内などコンクリートの床では滑るので注意が必要です。ラバーソールの方が安心ですし、ダイナイトやビブラムソールならグリップ力も高いので、滑りにくく安全です。  

最後に、アッパーとソールをつなぐ製法。マッケイ製法の靴は、ソールから中底までがダイレクトに縫い合わされており、底面にステッチが露出しているものはラバーソールでも水が糸を経由して浸ってくるので おすすめできません。  

グッドイヤーウェルト製法の靴は、底面のステッチが内部とは繋がっていないので、底面から水が浸入する心配はありませんが、激しい雨で水分量が多い場合はコバとアッパーのすき間から浸ってくる危険性があります。  

アッパーに接する部分を山状に盛り上げたストームウェルト製法、L字状に縫い付けられた幅広のウェルトを使ったり、アッパーを外側に折り曲げた上でウェルトを重ね合わせるノルウィージャン製法などは、グッドイヤーウェルト製法よりかなり防水性が高まります。

では話をクルリンパと戻して、春雨に負けない靴の投稿5選をご紹介していきます!

エドワードグリーンの「ドーバー(ユタカーフ)」

まずは、「初」という言葉の絡んだ靴の回に続いての登場となる@shoeslover1018さんの投稿。エドワードグリーン(EDWARD GREEN)の「ドーバー(DOVER)」ユタカーフす。

1890年に創業者エドワード・グリーン氏がノーザンプトンに工房を設立。3人の息子とともにミリタリーブーツなどをメインに紳士用の靴を手掛けるところからスタートした、エドワードグリーン。

モカ部分のスキンステッチが特徴的で、Uチップを代表するモデルが、「ドーバー」です。

@shoeslover1018さんの「ドーバー」に使われているユタカーフは、フランス・アルザス地方にあるハース・タナリーズ(Haas Tanneries)にて作られています。9種類のオイルを染み込ませて、なめされているのが特長で、通常のカーフに比べて油分を多く含んでいるため、耐水性があります。防水皮革ではありませんが、土砂降りの雨でなければ問題はなさそう。

トナカイの皮革を使用した幻のロシアンカーフに似た風合いとスキンステッチのマッチングが絶妙ですね。

ユタカーフの経年変化をまだ見たことがないので、ぜひ育てた姿も投稿してください! 楽しみにしています。



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