「だって、あんまり私に興味ある男だと、隠れて会ったりできないじゃない。彼は私に安定した家庭をプレゼントするつもりで、旦那との結婚をすすめたのよ」
紹介された男と別れ、マコトとふたりきりになると、ミサキはマコトに抱きつき、ホテルに直行した。ベッドの上で、マコトは今までにない態度を見せた。明らかに嫉妬している。それがまた、ミサキを喜ばせた。
©︎gettyimages
「正直、私は彼がいれば他の男なんていらないんだけど、せっかく彼が私のためを思ってくれたんだから、受け取らないとね。それに、旦那の話をすると、彼が明らかに嫉妬するのがかわいくて」
ミサキの言葉にユミは絶句した。
ミサキもミサキだが、男の方もどうかしている。
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