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CAR Dr.ノリシゲの妄想ドライブ

最新のポルシェが最良のポルシェなのだ。ポルシェ911 カレラとターボの新型を大予想!

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説明しよう! 妄想ドライブとはヴェテラン モータージャーナリスト・ノリシゲセイイチが「このクルマにのったら、こんなことをしたい。こんなところに行きたい。この街道でぶっ飛ばしてチャンネーとこんなことがしたい!」と妄想の世界に遊ぶ気絶コラムである!

間もなく登場する5代目911GT3を占う!

ここ最近、欧州メディアにチラ見せしていた現行992型の『911GT3』がなかなか登場しません。911好きなら誰しも心待ちにしているピュアレーシングモデルがGT3なのですが、ストリートモデルの登場前にレースカーの『911GT3Cup』が発表されました。

車名に用いられるGT3とはFIAが定めるGT規格(レース車両の規格)のひとつですが、わかりやすくいうと、市販車ベースのレースカーとしてはもっとも上位に位置する究極のスポーツモデルということになります。

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今回発表された『911 GT3 Cup』は、通称カップカーと呼ぶモデルで、世界中で開催されるポルシェ911のワンメイクレース『ポルシェ カレラカップ』に向けた2021年シーズン用のレース車両ということになります。

このカップカー。レース用のサスペンションや安全装備などを除けば、ほぼストリートモデルに近いモデル。よって、ある程度は次期モデルが予想できる……ということで、今回は妄想も兼ねてスペックをご紹介する次第です。

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【Porsche 911 GT3 Cup(992)/ model year 2021】
エンジン型式:水平対向6気筒(自然吸気エンジン)
総排気量:3,996cc
ボア×ストローク:102×81.5mm
最高出力:375kW(510hp) / 8,400rpm(max 8,750rpm)
最大トルク:470Nm / 6,150rpm 
全長:4,585 mm
トレッド(前後):1,920mm / 1,902mm
ホイールベース:2,450mm
車両重量:1,260 kg

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公表されたデータを見ると、最高出力は991型のMC後モデルである991.2型の911GT3を10hp上回る程度と控えめです。

予想するにストリートモデルも510hpの出力と考えられます。

排気量は4リッターを継続。ちなみにこのカップカーはパドル式6速シーケンシャルトランスミッションを採用します。

【Porsche 911Carrera】
総排気量:2,981cc
ボア×ストローク:91.0mm×76.4mm
最高出力:283kW(385ps)/ 6,500rpm
最大トルク:450Nm / 1,950 - 5,000prm

【Porsche 911 Turbo】
総排気量:3,745cc
ボア×ストローク:102.0mm×76.4mm
最高出力:427kW(580ps)/ 6,500rpm
最大トルク:750 Nm / 2,250 - 4,500rpm
※上記2モデルは日本仕様の公表値となります。

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データ的には『911GT3Cup』と『911 Turbo』のエンジンのボア径は一緒です。

しかし、ストローク値を伸ばしているのにもかかわらず、レブリミット(最大許容回転数)が8,750rpmといいますので、かなりピストンスピードが速いエンジンであることがわかります。

GT3は自然吸気エンジンなので、どんなエキゾーストノートを奏でるかいまから楽しみですね~。

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迫力あるボディは、前輪で計測してもターボの後輪より28mm幅広く、リリースにはワイドターボスペックとあります。

フロントフードにはエアアウトレットが備わり、冷却性能を高めていることがわかります。

タイヤサイズは18インチと市販モデルよりホイール径は小さいのですが、そのリム幅は前12インチ、後13インチ。

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ポルシェ好きは従来“ポルシェパラノイア”という言葉で表現されてきました。

言い換えれば、コレつまり妄想家。

ストリートモデルの発売まで、しばし悶絶の期間は続きますがソレまた修行のひとつ。今後の展開に注目しましょう。

Text:Seiichi Norishige

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