LESSON264 ダウンジャケットをヘルシー&セクシーに決める!
大人が陥る冬のファッション悩みアルアルといえば、ダウンジャケットの着こなし方。防寒が最大の目的だけに、オシャレにコーデして着こなすことは難題です。最近はやりのブランドロゴを全面に出したデザインや、奇抜でカラフルなものだと子供っぽく見えるし、飽きやすかったりする。とはいえ、地味過ぎるとお洒落さに欠けて釣りに出掛けるお父さんっぽく見えたり……。本当にバランスが難しいんですよね。そこで今回は、センスよくダウンジャケットを着こなす大人コーデのコツをヨハネス・ヒューブルから学びたいと思います。
選んだネイビーのダウンジャケットは、フロントがボタン式で襟付きのスタイリッシュなデザインが特徴です。ではキモとなるコーデをじっくり見てみましょう。ポイントとなるのはズバリ、パンツ選びです。ダウンジャケットに合わせがちなデニムやチノパンではなく、センタークリースが入ったネイビーのスラックスをチョイス。ドレスアイテムをMIXすることでダウンのカジュアルな印象を薄め都会的な雰囲気を作ることができます。
インナーに使用したTシャツとスニーカーはネイビーと相性の良い白で統一。Tシャツはタックインして足長効果を狙っているのも計算済み。白を効果的にちりばめることで、抜け感を生み出し、ダウンジャケットの重い印象を払拭することができます。すごくシンプルなのに、ここまでこなれて見えるのは、各アイテムが上質である証。そして、無駄にジャラジャラとアクセをしないのも大人に見せるコツ。色数を絞り、盛りすぎずにサラッと着こなすことで、ヨハネス・ヒューブルのように都会的なダウンジャケットコーデを作れるのです。今年の冬はぜひ参考にしてください!
Photo:Gettyimages
Text:Satoshi Nakamoto
ヨハネス・ヒューブルのように装うならこんなアイテムがオススメ!
スマートなジャケットタイプになっていることで品のある装いにもマッチしやすく、寒気の侵入を防ぎ保温力を低下させない。見た目に違わずとても機能性に優れている面も魅力です。
上質なウール素材で仕立てたナチュラルストレッチが効く生地感なので、すっきりとしたスタイルながらもコンフォートな履き心地なのがうれしいポイント。シーン問わず着用できる、ワードローブに欠かせない一本となること間違いなしです。
小ぶりな胸ポケットが程よいヌケ感を作り出すコチラ。質の高い生地感はもちろんのこと、裾に施されたブランドタグやステッチワークに老舗らしい技の光る隙のない仕上がり。カットソーであってもカジュアルさは薄く、上品で大人な薫りが漂います。
踵の部分にレザーストラップを付けることによって、デザイン性を高めると共に着脱のしやすさも同時に追求されています。シンプルゆえに合わせるスタイリングを選ばず、高級感を足元に加えてくれる、シューズボックスに一足は確実に必要な名品です。