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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
FASHION 干場の「エコラグ」

【旅のおともに】年中着られるモンクレールのダウンヴェスト

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エコラグ-Hoshipedia 「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

旅の“タマネギルック”に欠かせないパートナー

夏が刻一刻と近づいていますが、モンクレールのダウンヴェストです。モンクレールのダウンジャケットはここ10年でいったい何着買ったことやら……。定番の「K2」から始まって、いままで5〜6着は経験しているんじゃないでしょうか。一時、離れていた時期もありましたが、結局ここに戻ってきてしまいました(苦笑)。これから暑くなる時期に“ダウンかよ!”と思うかもしれませんが、そう言わずにお付き合いください。僕が、これを紹介したかったのは、旅に便利なアイテムだからなんです。

以前からお伝えしている通り、僕の洋服選びの基本は“旅に持っていきたいと思えるかどうか”。そうすると、自ずと選ぶものが決まってきます。旅先では、少ないワードローブで急な天候の変化などにも対応できることが条件になるので、寒暖の調整がしやすいレイヤードスタイルがメインとなります。僕が“タマネギルック”と呼んでいるコーディネイトですね。例えば、Tシャツの上にスウェットパーカを着て、このヴェストを重ねるとか。冬なら、スウェットパーカをニットにして、ヴェストの上からコートを重ねたりします。小雨をしのげるフードがあったり、フロントがジップアップというのもポイントで、サッと脱ぎ着しやすい服がいいんですよ(これにはフードがありませんが……)。

ほら、移動中の機内が寒かったりするときがあるじゃないですか。あるいはトランジットの空港がすごく暑かったり。ライトウェイトダウンなので、必要のないときはくるくる丸めてコンパクトにできるのが便利で、僕は機内ではポーチに入れて枕代わりにしたりしています。

このダウンヴェストを購入したのは3年前。実は買う予定はなかったのですが、偶然行きつけの高円寺の古着店「サファリ」で見つけて、試着したらぴったり。中綿がほとんど入っていない感じも気に入って、夏以外は年中使えそうだなとなったわけです。「サファリ」って、ヴィンテージだけじゃなくて、こういうヨーロッパものやドレスものが充実しているのがすごいんですよね。だから、掘り出したくなるんです。最近は白Tにジップアップのスウェットパーカにこれを着て、ニール・バレットのストレッチパンツというのがトラベルスタイルの定番。旅の行き帰り限定ですが、これが結構な頻度であるので、結果としてかなり着倒しています。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。



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