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FASHION ー エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第158回 ブルネロ クチネリのダウンベスト

2017.3.1
2017.3.1

“タマネギルック”に 欠かせない存在

ここ数年、急激に出張が増えたこともあって、“タマネギルック”に使ええるかどうかを基準にしてワードローブを選ぶことが多くなりました。“タマネギルック”というのは、ファッション用語でいうところの「レイヤード」のこと。つまり、タマネギのように何層にも重ね着するスタイルを指すんですね。ほら、出張って出発先と到着先の気候がまったく違うことが珍しくはないし、移動中の機内でも室温が上下したりして、身体がついていけないなんてことがあるじゃないですか。

アウトドアウェアの“レイヤリングシステム”と同じ発想ですよね。アウターレイヤーとミドルレイヤー、ベースレイヤーの3グループに分けて重ね着をして、天候や運動量に応じて着脱するっていうアレです。それで温度調整して、ウェアの性能を最大限発揮させるんですよね。なので、いちばん上にくるアウター以外は薄手のものを選ぶのがポイント。そんなとき重宝するのがダウンベストなんですよ。インナーに着られるダウンがここ数年でグンと増えましたからね。

このダウンベストは3〜4年前にブルネロ クチネリのセールで手に入れました。薄くて軽いし、しかもスリーピースによくある形なのでテーラードウェアにもよく似合う。例えば、タイドアップしたジャケットスタイルでも、シャツの上からカシミアのVネックセーターを着て、さらにこれを合わせれば、たいていの寒さはなんとかなります。ただ本音をいうと、Vゾーンは確かにきれいに見えるんですけど、胸元の寒さはしのげないのが玉にキズ。ストールは必須です(苦笑)。

まぁ、セールの掘り出し物としては一級品だったわけですが、実はこれ、サイズがジャストがなくてひとつ上を購入。後日、お店でお直ししてもらったんですよね。身幅を詰めるのは当然として、アームホールも小さくして肩の傾斜もオリジナルとほぼ一緒にしてもらいました。約1カ月にも及ぶ大手術の末、手元に戻ってきたときの感激といったら! もう、着まくりましたよ。で、ガンガン着た結果、学びました。やっぱり、もう少しタイトなのがいいって。お直しには限界があるって。サイズは大事と言っときながら、たまにこういう失敗しちゃうんですよね(苦笑)。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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