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FASHION 超絶ラグジュアリー「雲上の世界」

【メカ好き&F1好きが昇天!?】 リシャール・ミルのコラボモデル「RM 70-01 トゥールビヨン アラン・プロスト」

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オトコとして生まれたからには、一度は手にしてみたいモノやコト。本企画は、そんな夢と憧れが詰まった、超絶ラグジュアリー情報をお届けいたします。実際に手に入れるか入れないかは、アナタ次第です!

こんな機構をわざわざ搭載するのは、ここぐらいです

第3回目は、リシャール・ミルの「RM 70-01 トゥールビヨン アラン・プロスト」です。

 

雲上という言葉は、このブランドのためにあるようなものです。腕時計界随一の超高級モデルを擁立するリシャール・ミル。2001年に設立された同ブランドは、チタンをはじめとした最先端の特殊部品を、それこそネジ1本に至るまで採用。それにより、超複雑機構ながらも超軽量な腕時計を作り出すことに成功しています。

創業者リシャール・ミル氏曰く「目指したのは時計のF1」とのことですが、今回ご紹介する1本は、まさにそれを体現したモデルと言えるでしょう。その名も「RM 70-01 トゥールビヨン アラン・プロスト」。F1ファンなら、その名にピクリと反応することでしょう。4度のF1チャンピオンに輝いた、伝説のドライバーとのコラボレーションとなる同モデル。当然、ありきたりな機構で終わるわけがありません。

最も特徴的なのは、オドメーター。これは、自転車好きとして知られるアラン・プロストを筆頭に、プロサイクリストの意見を集約。その結果、リシャール・ミルは走行距離の積算トータライザーの必要性に気づきます。つまり、車で言うところの走行距離メーターですね。トゥールビヨンというただでさえ複雑な機構に、さらに5桁のオドメーターを搭載する。それも持ち味の軽量性と装着感のよさを損なうことなく。当然、期待を裏切らない雲上プライスですが、まぁこんな時計を作れるのは、ここぐらいですからね。

プッシュボタンを操作し、自ら距離を足してゆくことで、それまでの合計走行距離がわかる仕組み。口で言うのは簡単ですが、これらの機能を腕時計サイズで実現するための機構は実に複雑です。自転車のスポークを想起させる角穴車や、さらに自転車のチェーンを摸したトゥールビヨン・キャリッジとダイナモメトリック・クラウンなど、細部の緻密なデザインにも目が奪われます。
正確無比なドライビングからプロフェッサーの異名を持ち、アイルトン・セナ氏らとともにF1黄金期を支えたアラン・プロスト氏。フォーミュラEにおけるルノーeダムスチーム設立に関わるほどの彼の先端技術への興味と、無類の自転車好きが相まって、今回のコラボが実現しました。

ちなみに、購入者にはアラン・プロスト氏とリシャール・ミルによってカスタムされた、イタリアの高級自転車メーカー、コルナゴの自転車が贈られるそう。手作業で組み立てられ、リシャール・ミルのブランドカラーとシリアルナンバーで飾られた自転車を、RM 70-01 トゥールビヨン アラン・プロストを着けて乗り回す。ぶっちゃけ、怖くて無理です(笑)。


RM 70-01 トゥールビヨン アラン・プロスト:手巻き、50m防水、パワーリザーブ約70時間、カーボンTPT®ケース、ケースサイズ[W49.48×H54.88×D17.65mm]
9400万円(税抜)
30本限定

Edit:Noriaki Osaki
Text:Masafumi Yasuoka

【問い合わせ】
リシャールミルジャパン
03-5807-8162
http://www.richardmille.jp/



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