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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

爽やかなのに、ちゃっかりエロい! 修道院生まれの香水って?

2017.10.15
2017.10.15

まるで地中海にいるかのような気分が味わえます

ナポリ島で出合った、カルトゥージアのフレグランスです。なんとこれ、2002年まで門外不出。イタリア国内でさえも流通していなかった香りなんです。しかも、そのストーリーにも伝説があって、1380年にサンジャコモの修道院が、当時ナポリを支配していたアンジュー一家の王妃が訪問するという知らせを受けて、島中の美しい花々を活けて歓迎したそうです。

で、王妃が帰ったあとに、花々の片付けをしようとしていた修道院長が、花器から神秘的な甘い香りが漂っているのに気がついて、修道院内の錬金術師に研究させたところ、その香りはナポリ島に自生する植物が発していることが判明。この不思議な水が、カプリ島最初の香水になったといわれています。

それが悠久の時を経て、1940年に古文書のなかから不思議な香りの話を見つけた当時の修道院長が、ローマ法王のお許しを得て、科学者に協力してもらい、伝説の香水を再現することに成功したそう。こうして世界でいちばん小さな香水製造所「カルトゥージア(修道院の意)」が誕生しました。なんともロマンチックな話ですよね。

僕が愛用しているのは「メディテラネオ(地中海)」という香り。身につけた瞬間、摘みたての爽やかなレモンリリーフに新鮮なグリーンティの香りが弾けて、地中海の開放感に包まれます。カプリ島って、行ったことがある人はわかると思いますが、街中がレモンだらけなんですよね。レストランのお皿の模様や番地表示にレモンの絵が描いてあったり、料理にももちろんレモンはかかせません。

で、17年前ですかね。お土産を探して散策していたときに、有名な香水があると聞いて入ったのが、カルトゥージアのお店でした。当時は、日本では見たこともないフレグランスでしたし、フレグランス好きの僕にとっては、本当にいいものを見つけた、と。まとめ買いしたのを覚えています。

これは暑い夏にぴったり。もう終わってしまいましたが……(苦笑)。エロ爽やか全開です。フレグランスは、季節や湿気によっても着替えるのですが、だいたいいつも4本ぐらいお気に入りがあって、それをローテーションで使っています。夏はこれがメインで、ペンハリガンの「ブレナム ブーケ」は普段のスーツ用、カルバン クラインの「エタニティ」はジーンズのときに、ちょっとモードに振ったときはエルメスの「パンプルムス ローズ」を選びます。それだけでも気分が一新できるので、みなさんもぜひお試しあれ!

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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