FASHION ― 孤独の試着

アニキが教える試着のコツって? 秋のジャケットを孤独のフィッテイング!

2017.9.16 2017.9.16
2017.9.16

クラシックなのに新しいジャケットがここにある理由

お洒落はしたいけど、金は湯水のようにあるわけじゃない。でも、お洒落すれば気分が上がる。試してみなきゃ何もはじまらない。買うか買わないかは二の次だ。じゃあ、とりあえず試着しに行ってみよう!

 

 

ということで今回は、ジャケットを探しに、原宿のDistrict UNITED ARROWSへ。

 

やっぱりいいなあ〜MADE IN USAのニューバランス。Districtのスタッフが履きこなす姿に衝撃を受けてから、どっぷりハマってしまった溺愛スニーカー。990V2とV4の両方を試着してみるか。と、その時、背後から聞き慣れた声が……。

 

「片野さん、久しぶりじゃないですか。ニューバランス履いてみますか?」とショッププレスの森山さん。相変わらずシャレオツすぎる着こなし。「990V4のサイズ9をお願いします!」。

っていうか、あれっ?今日はスニーカーではなくジャケットだった。

 

ニューバランスはまたの機会にして、ジャケットコーナーへ。デニムとグレーウールパンツでオンオフ兼用イケる軽い一枚を探すことに!

 

俺の好みを知り尽くした森山さんオススメのオリジナルジャケットを羽織ってみる。ウールの一枚仕立てで軽く、着た瞬間にグッときた。しかもウォッシュをかけているので、いい感じに着込んだ感もある。こんな紺ブレもいい! もうこれで決まりかも!

 

「ネイビーもいいですが、片野さんこちらもぜひ!」と森山さんに言われるままに試着。おっなんだ?この懐かしくも新しいコーデュロイジャケットは?先ほど着たジャケットと同じモデルなのに生地が変わるだけでこりゃあ別モノではないか。しかもこいつもウォッシュしているなんて。

 

キャメルの色味と、やや太ウネのコーデュロイは、いい意味で野暮ったい昭和感もありながら、全体のバランスがモダンに仕上がっている。

 

パッチポケットでクラシックさを残しつつ、ラペル幅とやや短い着丈が絶妙だ。いつものネイビーからキャメルな気分になってきたぞ。

 

キャットストリートでアニ立ち!いかんいかん、つい興奮してしまった。

 

一度クールダウンして落ち着こうとしたその時、さらに森山さんが用意していたジャケットで新たなる試着が始まる。

 

ウォッシュされた軽いツイードで、ネイビーベースの控えめなチェックも悪くない。こりゃあ迷う。迷いすぎてアニ気絶・・・・・・同じ年昇天!(ちなみに俺と森山さんは1968年生まれ)

 

もう一度キャメルを試着して迷っていると、森山さんが「こっちはどうですか?」と、いきなり私物コレクションを見せてくれた。『スターウォーズ』のファルコンがグランデすぎて、完全に気絶の向こう側へ。しかもこれプラモデル!

 

俺が大好きな映画、『ブレードランナー』のポリススピナーがヤバすぎる。これのプラモデルがあったなんて。ファルコンとポリススピナーの先端がクワガタのようでグッとくるとか、試着どころか森山さんとのマニアックな話が止まらない。

 

思わず『ブレードランナー』のデッカードブラスターを構え、気分は完全にハリソンフォード扮するデッカードだ。ちなみにこの銃は水鉄砲なのでレプリカントは殺せない。そういえば、デッカードはキャメル色のジャケットとコートを着ていた。

 

ガンダムのボールもヤバすぎる。シャアザクではなく連邦のしかもこいつのプラモデルを作るなんて。アムロも喜んでいるだろう。

 

森山さんとのマニアック話はエピソード100まで永遠と続いた。やはりショップは楽しい。お気に入りのジャケットを探しながら、ファッション以外の話でも盛り上がる。知識の豊富な森山さんのようなショップスタッフに刺激を受け、あっという間に楽しい時間が過ぎてしまう。

さてDistrictのオリジナルジャケットは、どれにするか。ネイビーウール、キャメルコーデュロイ、ネイビーツイード……。どれもクラシックなのに新しい。森山さんのアドバイスを聞きながら、俺の中で俺と俺とが迷い続ける。最後に決めるのは自分なのだ。

そう試着とは、鏡に写った自分との孤独な闘い。買うか買わないかはあなた次第……。いや俺次第か(笑)

今回、俺を迷わせた3着

 

NAVY ウール100%
4万8000円(税抜)

 

M.BRN コットン100%
4万8000円(税抜)

 

NAVY ウール100%
5万7000円(税抜)

Text:Eiji Katano
Photo:Shinpei Suzuki

今回のショップ

 

District UNITED ARROWS
東京都渋谷区神宮前5-17-9 2F
TEL 03-5464-2715
営業時間 月〜木12:00~20:00
金 12:00〜21:00
土・日・祝 11:00〜20:00
http://www.district.jp/


片野英児(かたのえいじ)
1968年生まれ。昭和とメンズ服飾を愛してやまない48歳。小誌編集長の干場(ほしば)がアニキと呼んだことから、いつしかアダ名がアニキに。趣味は、スナックで昭和カラオケ。呑みすぎると、歌いながら、なぜか干場と泣き合う熱き男。好きな場所は軍艦島とイタリア。プロレスに行くと、なぜかマスクをかぶって観戦したくなってしまう。

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