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干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

女性が本音で選ぶ「男に穿いて欲しい」モテデニムとは?

2017.8.20
2017.8.20

女性目線で選ぶと、こうなるらしい!?

このジーンズは『FORZA STYLE』を立ち上げのころに、エストネーション京都店のオープニングを取材したときに購入しました。僕は、それまでの編集者人生で、自分がいいと思ったものを素直に紹介してきたんですね。でも、もしかしたら、それって独りよがりなのかもしれないと思って、女性の意見を積極的に聞いてみようと考えたのが、“女性の本音で男は変わる”という、当時の『FORZA STYLE』のキャッチフレーズでした。

買うつもりはまったくなかったんです。でも、スペシャルティストアとして、デザイナーズから専門のデニムメーカーまで、いろんなものを扱っているエストネーションの女性はどんな視点から、男性のスタイルを見ているのかな、と気になってしまって根掘り葉掘り、サトシーノと一緒にいろんなことを聞いたんですよ。そしたら、”個人的な意見だけれど”と前置きしながらも、“シンプルで上質なものを普通っぽく着ている人が、いちばん好感度が高い”と言われてしまい……。正直、目からウロコでした。ファッション業界の片隅に身を置いていると、どうしてもお洒落を頑張ってしまうわけですよ。その結果、盛り過ぎというか、周りに影響されて、自分が思っている以上に派手な方向にいってしまう。それ、この言葉を聞いてすごく反省しました(苦笑)。

そこで、すすめてもらったのが、このレッドカードのジーンズでした。名前は知っていましたが、買うのは初めて。しかも日本製だってことも知らなかったわけですから、そのときは自分の知見のなさが気恥ずかしくもなりました。ヴィンテージみたいな雰囲気の立体感のあるウォッシュ加工のアタリやヒゲなんか、まさに日本人じゃなければ出せない繊細な仕事ぶりですよね。それなのに、ウンチクを売りにするのではなく、ファッション性で押し出してくる。なるほどなあ、と思いましたよ。オトコって、とかく語りたがるじゃないですか。でも、こういうことだったんですね。そんなわけで、同行したサトシーノと営業担当、みんなでレッドカードのジーンズをお買い上げすることになりました。

ただ、やっぱり自分の性なんでしょうね。膝から下をお直しで1センチ絞ってもらいました。Tシャツにサイドゴアブーツなんかに合わせています。ブラックにしたのはそのほうが都会的かなと思って。こだわっていないみたいで、こだわっている。この感覚が”いま”なんでしょうね。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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