FASHION ― エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第190回 旅先に必携のエルメネジルド ゼニアの「M-65」型ジャケット

2017.6.28 2017.6.28
2017.6.28

温度・湿気の変化に対応するテクノ素材

また性懲りもなく、と思われそうですが、また「M-65」型のジャケットを買ってしまいました(苦笑)。それも先日、ご紹介したロロ・ピアーナのネイビーのモデルを購入直後に…。見た目は、ほとんど一緒。エルメネジルド ゼニアのイベントに出演する際に、下見に行った店先で見つけてしまったのです。

去年、同じようなデザインのボルドーを買って気に入って着ていましたが、どうしても派手に見えてしまうんですよね。それで、普段着るならやっぱりネイビーだろう、と思って新調したはずだったのですが、エルメネジルド ゼニアのこれもなかなか素晴らしい出来で、つい手が出てしまいました。

ロロ・ピアーナのほうは若干シルエットが緩いんですよね。着ると少し肩が落ちる感じで……。そんなこともあって、普段のスーツなんかに合わせてよく着ているのはこちら。エルメネジルド ゼニアの「アッパーカジュアル」コレクションで、おなじみの「エレメンツ ジャケット」となります。

「エレメンツ」は、松ぼっくりが天候の状態に応じて開閉するメカニズムに着目して開発されたファブリックで、内側層のマイクロファイバーフィルムの細孔が拡張・収縮することで、温度・湿度の変化に対応するんですよ。しかも外表面には、水を弾くハスの葉構造からヒントを得た「マイクロンスフィア」という仕上げを施していて、撥水性や防汚性まで備えるという秀逸ぶり。旅先でもすごく使い勝手がいいんで、出張のときにすごく便利です。

もうひとつ内側のタグに見える「TROFEO(トロフェオ)」というのは、エルメネジルド ゼニアの最高級生地の名前。オーストラリア産の「スーパーファインウール」のなかでも、さらに厳選された原毛を使っています。柔らかな触り心地と高級感のある艶が特徴で、しかも軽量。それがこの一着では、前述の「エレメント」ファブリックのベースになっているんです。もちろん、「トロフェオ」はスーツなんかのドレスクロージングにも使われますから、カジュアルでも品よく見える。だから、オンの日の服装にも相性がいいんですよ。ネイビージャケットにグレーパンツのスタイルに合わせるのが好きで、気分はイタリアのお洒落オジサン。白いショーツで“マリン”を気取るのもいいですよね。いずれにしても、どこにでもいそうなオジサンに見えるのがいいんですよね(笑)。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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