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FASHION ー エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第178回 お洒落大国でしか買えないエルメネジルド ゼニアのジャケット

2017.5.17
2017.5.17

着心地とモダンな見た目に 一時ハマっていたモデル

このジャケットは「FORZA STYLE」立ち上げの年に買ったもの。なので、2014年の秋だったと思います。そのころから、エルメネジルド ゼニアでトークショーなどのイベントに出演させていただくようになって、まずは自分がこのブランドのことを深く知らないとダメだと思ったんですね。東京、名古屋、大阪、福岡など、日本全国で年間10〜12回のイベントに参加していますが、そこでスタッフに教わりながら、いろんなタイプのジャケットを試着させていただきました。で、いちばんしっくりきたジャケットがこの「フィレンツェ」というモデルだったんです。

エルメネジルド ゼニアのジャケットには肩パッドが入り、ほどよく芯地を使った正統派クラシックの「ミラノ」や「ミラノイージー」「カプリ」「トリノ」といったモデルがラインナップされているのですが、「フィレンツェ」は着丈が「ミラノ」より3センチほど短く、コンパクトなシルエットが特徴。袖付けがシャツと同じようにシャツ袖仕様になっていて、肩周りも柔らかです。全体的に曲線を生かしたスマートなシルエットに仕上がっています。

しかも、このモデルはグローバル展開する同ブランドにあって、イタリアと日本でしか買えないというのも僕が興味を惹かれた点。体型が近いせいなのか、趣味嗜好が似通っているのかはわかりませんが、いずれにしてもお洒落大国の2カ国で支持されているモデルというのは、なんだか感慨深いものがありますよね。「フィレンツェ」モデルは最初にこの着心地を味わって以降、とても気に入ってしまって一時ハマっていた時期があるほどです。

この一着は、ほんの少し起毛した素材感や控えめに配されたボルドーのチェックがすごくスマートな印象。白やブルーのシャツに濃いグレーのタイ、それにジャケットと同じようなトーンのグレーパンツを合わせるのが好きです。普通、ジャケパンのコーディネイトでは上下の色使いにコントラストをつけるのが定石ですが、エルメネジルド ゼニアでちょうどそのシーズン、トーン・オン・トーンの着こなし提案があったんです。高度なスタイルではありますが、“こういう色合わせもアリなんだ”と目からウロコが落ちる思いで、それを見て以来、自分でも果敢に挑戦しています。

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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