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FASHION ー 松竹梅

ファッション界の賢人が提案!干場に着させたい「松竹梅」

Oggi編集長がオススメ! 男女問わずに使える「ストールの松竹梅」

2017.5.14

守屋:おそらく身に着けているものや髪や肌の色などトータルで見ているんでしょうね。そしてそんな流れからの……。最後の松のストールは、やはりそんなエルメスです。これは「ニュー・リブリス」というジャカードのストールになります。

薄手のヘリンボーン地に大きくHマークが入ったデザイン。ごく柔らかいストールの端はフリンジとなっていて、どんなスタイルにも合わせやすい極上の一枚。カシミヤ85%、シルク15%のストール“ニュー・リブレス”(210×75cm)/エルメス(私物)

干場:織りがすごいですねぇ。

守屋:ヤラしい織りですよね(笑)。相当ヤラしいんですけれど、これを無造作に巻いていただきたい。

干場:なるほど。無造作に巻くコツはどうすればいいんでしょうか?  ていうか、さり気なくこれを巻いていて、え、実はエルメスだったんですね!?みたいなのがイイっていうことですか?

守屋:このエルメスのストールは、もの凄いヒキのいい小物だと思うんです。そういう風に、さり気なく巻くのもいいと思うんですが……。逆に、これは堂々とエルメスです!って潔く巻いた方がいいんです。その方がいっそカッコいいのではないかな、と……。まあ、干場さんだからおすすめするんですけどね、顔でこなせるので。エルメスのストールって本当に良い色なんです。このややグレイッシュな水色はぜひ白いシャツに合わせていただきたいですね。ぜひとも、ドラマティックに巻いて欲しい。

干場:わぁ、出た! ドラマティックっていう言葉、僕にはない語彙でした(笑)。

守屋:これ、ふわぁって巻くと、干場さん身長も高いのでとてもハマると思うんです。エロいんですけれど、その中にもさすがエルメスの品の良さがあるのでギラついた感じには決してならない。これは空気をたっぷりと含ませて巻いて、あ、こういうことするんだ!と、いつもの干場さんのイメージとは違うびっくりさせるような着こなしをしていただきたいんです。

これ、干場さんはあまりお召しにならないかもしれませんが、ボーダーにも合うと思うんです。このストールは角があまり主張しない柔らかい素材なので、●●巻きとかでなく、とりあえず適当に巻いてもサマになるんです。さすがですよね。巻いたときのドレープも本当に美しい。

干場:おいくらなんでしょう?

守屋:(店頭では14万2560円。今回掲載のこちらは私物ですが……)軽く家賃くらいですかね〜。

干場:家賃ですか!?  ついに家賃ストール(笑)。これも旅行用にもいいですよね。

守屋:そうですね。夏場はもしかしたら暑いかもしれませんが、夏が枯れてきた辺りに、こういうのを巻いて現れる大人の男の人ってとても洗練されていますよね。

干場:相当、洗練されていますね〜。

守屋:リゾートでもいいです。リネンショーツに合わせても……。ビーサンにこれも、ちょっとやんちゃでいい。以前、干場さんが『Domani』で、冬に男性が自分で巻いてきたストールを頑張って薄着でおしゃれをしてきた女性の肩に掛けてあげる……と語っていらしたのですが、そんな演出にも使えたり!?(笑)。

干場:そうですね(笑)。さすが!

守屋:たっぷりしていて掛けやすいですし、女性が肩から掛けていても嫌みにならない中世的な魅力もある。

干場:こんなの掛けてあげたらキュンキュンしちゃいそうですね〜。

守屋:それがいい香りだったりすると…

©gettyimages

干場:エロいですね! 最強!!!

守屋:ビーサン姿で掛けてあげて欲しいですね。全部、ばっちり固めました!みたいなスタイルじゃないほうがいい。ヌケ感のあるスタイルで、さすがだよね~って女性が思わせてほしいストールです。

干場:そのためには家賃分の投資を!と。

守屋:はい!

干場:でもこの生地、光沢があるのでギラついて見えないように注意しないと……。

守屋:ヘリンボーン柄で上品ですから、大丈夫ですよ。薄い色なので、光沢もそれほどキツくないですし。干場さん、今日のストール中では、どちらか気に入ったものはありましたか?

干場:いや~、女性の意見は本当に参考になりました。僕はサマーウールのストールを持っていないので、ジョンストンズのものが欲しいですね。エルメスは僕にはまだ早いかな〜。なかなかこれを巻いてヌケ感って作れないですから(笑)。白髪とかになって、白いTシャツにブルーデニムとかだったら、いいかも……。60歳過ぎぐらいとかですかね〜。そうすれば、白髪やシワになり自分が枯れてくるから、こういう上品でエロいストールがあってもギラリンして見えないかも……。

実は、僕、結構好きなんですよストール。半年くらい前ですかね。ロロ・ピアーナのセールに行ったんです。休みの日だったので……、僕だって絶対にバレないように、ベースボールキャップを被ってジャージみたいな恰好で行ったんです。で、そうしたらセール会場でバッグを預けて、キャップも取ってくれって言われて……。髪の毛ぺっちゃんこだったから、絶対にキャップ取りたくなかったのに、「セール会場だから皆さんにお願いしているので」と言われ、全部取らなくちゃいけなくて、Tシャツとジャージだけになっちゃったんです。

そうしたら、ロロ・ピアーナのスタッフの方たちが「干場さ~ん」って飛んで来ちゃって(笑)。「今日はこれを…」って、裏から超絶おすすめの品が出てきたんです。それが、ビキューナのストールだったんです(笑)。

守屋:え、ビキューナですか!?

干場:もう買わざるを得ない状況で。ジャージとTシャツ姿で買っちゃったんです、しかも2枚(笑)。

守屋:巻かれましたね〜(笑)。それこそが巻き物の真髄です! 素敵。そんなスーパー松ストールをお持ちなんですねぇ〜。

干場:スーパー松ストールって(笑)。いや〜、でも、本当に今日のお話はとても参考になりました。男性でさり気なく大判を巻くという発想とか、なかなか出来ないですし。さて最後に、守屋さんの今日のファッションを教えてください。

守屋:オールインワンはNo21(ヌメロヴェントゥーノ)のもので、靴はヴィンスです。バングルはエルメス、リングはティファニーとノーブランドのものになります。

干場:いつも、とっても素敵です。また、お願いするかもしれませんが、ぜひとも提案しにきてください。よろしくお願い致します。本日はどうもありがとうございました。

Photo:Tatsuya Hamamura
Text:Yoshie Hayashima
Edit:Satoshi Nakamoto

守屋美穂(もりやみほ)
雑誌『Oggi』編集長。大学卒業後、小学館に入社。『女性セブン』、『プチセブン』、『Oggi』、『AneCan』、『Domani』編集部を経て、2015年より現職。今年10月に創刊25周年を迎える『Oggi』。働くアラサー女性に向け、ますますパワーアップした誌面を展開。

 

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