FASHION ― エディター ヤナカの「こじラグ」

第43回 007に憧れて、ターンブル&アッサーのシャツ

2017.3.28 2017.3.28
2017.3.28
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせてるのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかは分かりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

ジェームズ・ボンドに憧れていても 胸毛はアピールしませんよ。…って元々生えてないや。

さて、43回目はターンブル&アッサーのシャツ。ここ最近は頑張ってFRAYのシャツを買い続けていますが、『007』でジェームズ・ボンドが着用したとあっては、ターンブル&アッサーも見逃すわけにはいかず。清水ダイブを繰り返し、何枚か所有しています。

じつは、つい最近まで、前立てがあるシャツはドレスには不向きだと思ってたんですが……、英国式の場合 前立てはフリルシャツの名残という見方もあるそうで、よりドレス向きということを知りました。バットで後頭部殴られたくらいの衝撃っ!(笑)

さらに、このワイドスプレッドカラーは、襟先がジャケットの内側に綺麗に入り込む設計になっていて、シャツの襟がピロっと外に飛び出してしまうのを防いでくれるんです。というわけで、ピリッとしたイベントの際によく袖を通していますね。

©gettyimages

ジェームズ・ボンドはターンナップカフを着ていましたが、僕はあえて3ボタンのシングルカフを選び、英国人を習って真ん中だけ留めて着ています。「だったら、ボタンひとつで良くね?」なんてのは、言わないお約束。だって、神はディテールに宿るんですから。

そして、オーソドックスな白シャツを他にもたくさん持ってるんで、このシャツは真っ白というよりは少しクリームがかったアイボリーを選んだんです。しかも、ヘリーンボーン織りを。

こういう細かい部分に惹かれてシャツを買い増し、揃えていくごとに、ラックにグラデーションで並べたくなるという病を発病。これが、日に日に悪化してる気が…。実際には白かブルーくらいしか着ないのに。はっ!、これが"こじラグ"ってやつか……。

ちょっと着て、放っておくと襟に付いたアブラ汚れが目立つようになってきちゃうので、こまめにローテーションで着て、キレイに洗濯しないとな。

ちなみに、シャツは、顔に似合わず、いつも自分で手洗いしています。撫でるように洗って、シワがつかないように干して、着る前にはキレイにアイロンがけ。それをこの顔で日々やってるかと思うと、笑っちゃいますよね。って、大きなお世話だっ! ヒュルル ヒュルル アハハー

 

 

Photo:Riku Kashiwabara
Text:Ryutaro Yanaka

『FORZA STYLE』シニアエディター
谷中龍太郎

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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