FASHION ― エディター ヤナカの「こじラグ」

第40回 1stトライとなった エルメスのカシミアコート

2017.2.21 2017.2.21
2017.2.21
自分が本当にイイと思う、一流品を買い集めていたら、無類の服好きが集まっているはずの編集部内でも「買い方がおかしい」「こじらせてる」と。自分じゃ、至極普通だと思っていたのに…。ホントにこじらせてるのか確認すべく、自分が買ってきた愛しい服達を紹介していく企画「こじラグ(※こじらせラグジュアリー)」を始動させます。これがお買い物の参考になるかは分かりませんが…、世の買い物ジャンキーたちを安堵させられたら本望なのです(笑)。

ココから雪崩式に繋がっていくとは 露知らず…

さて、40回目はエルメスのチェスターフィールドコート、カシミア100%です。キリのいい回数だったので、大物をご紹介しますが、もう正直お腹イッパイですよね? 分かってます。ただ、もう少し愚か者の戯言にお付き合いくださいませ。

このコートは、エルメスで初めて購入したカシミア100%のアイテム。シルク混のカシミアはストールなんかで味わったこともありましたが、混じりっけなしの純度100%、しかもウェアは完全に初体験でした。知り合いが買ってはみたものの、恐れ多くて袖を通せなかったという新品を結構な格安価格で譲っていただきました。とは言え、エルメスですからね、清水富美加ダーイブです! おっと…

ブラウンのグレンチェック、ピークドラペルだったから、ちょっと渋いし、僕みたいな小ワッパにはハードル高いかな…って、最初は躊躇したんですが、袖を通したら気絶&気絶。昇天を経て、出家……じゃなくて、大きな出費となるお買い物になっていましたよ。

今までもロロ・ピアーナを筆頭に素晴らしいカシミアをアホみたいにたくさん買ってきましたが、エルメスのカシミアもご多分に漏れず、極上。着ているのを忘れてしまうほど軽い着心地なので、間違えて、このコートの上にもう一枚コートをオネノン(On and On)しちゃいそうでした。

ブラウンのグレンチェックってのも思ってたほど難易度は高くなく、悪目立ちもしません。ネイビーやグレーのジャケット、ニットなどとも相性が良く、しっかりコートを着るというより、ロングジャケットを羽織るぐらいの気分で、サラッと着ています。

どうしても、コートって汎用性の高いネイビーやチャコールグレーが多くなるし、アイテム的にもあまり見栄えが変わらないから、一着くらい、こんなナチュラルシュート気味な変化球アイテムがあっても良いと思うんですよね…… って、同じような言い訳して、コート何着買ってんだ。ラックのポールも心なしか弓なりにしなってきてる気が…。

占いの類いは ほとんど信じませんが、おそらく僕の前世は、寒い国でコートも着ることができず、裸足で寒い思いをして、行き倒れたオトコなんだと思います。だって、じゃなきゃ、こんな数のコートやシューズ、そして靴下を欲しくなるわけないんだから!

そこで、よく当たるという占い師に聞いてみたら、躊躇なく「ハダカデバネズミです」って言われました。あぁ、そっちですか……。

Photo:Ko Maizawa
Text:Ryutaro Yanaka

『FORZA STYLE』シニアエディター
谷中龍太郎

さまざまな雑誌での編集、webマガジン『HOUYHNHNM』編集長を経て、『FORZA STYLE』にシニアエディターとして参画。現在までにファッションを中心に雑誌、広告、カタログなどを数多く手掛け、2012年にはニューバランス初となるブランドブックも編纂。1976年生まれ。

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