FASHION ― エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第168回 出張時にも重宝するFayのネイビーブレザー

2017.4.5 2017.4.5
2017.4.5

上品でいてスポーティ、が このブランドの得意技です

以前もこの連載で紹介したFay(フェイ)のブレザーです。2015年春夏シーズンから日本再上陸を果たしたイタリア最後の大物といわれるこのブランドは、もともとアメリカのボストンで消防士の服をつくっていたところ。それが1980年代にTOD’Sグループ傘下に入るとイタリアで次第に注目されるようになり、ブレイクするに至ったわけです。都会的でタイムレスなデザイン、品のあるエレガンスなど、TOD’Sグループお得意の絶妙なサジ加減は、まさに僕好み。それもグループの会長兼CEOのディエゴ・デッラ・ヴァッレさんの趣味のよさが反映されているからなんです。

ディエゴさんといえば、イタリアでも稀代の洒落者として有名なお方。ベースはクラシックなんだけれど、そこに少しだけ時代の気分をスパイスとして効かせ、さらに機能性にもこだわる。だから、まずハズレることがないんです。このネイビーブレザーもタグに「Traveller」の文字がある通り、高密度に織ったウール素材を使っていて、シワになりにくくて復元力が秀逸。さらに汚れにくいという特長があります。出張が多い僕にとってはこういう機能は本当にありがたい。しかも、洒落ますからね。

パッと見はネイビージャケットじゃないですか。でも、ボタンが黒のメタル製なんですよ。Fay流のネイビーブレザーということなんだと思います。金ボタン、銀ボタンのものももっていますが、これは普通のネイビージャケットと同じような感覚で着られてすごく合わせやすい。グレーのウールパンツにも合うし、デニムでもオーケー。スポーティな部分が抑えめなので、シックな雰囲気に仕上がるんです。ただ、メタルボタン特有の膨らみが独特の表情を演出しますから、ありそうでなかなかない一着ですよね。

こういうのをイタリアの洒落た連中たちは、“エレガンテ・スポルティーヴォ”なんて呼んでいて、彼らはみんな大好きなんですよね。そう、エレガントでスポーティってことです。僕もこういうセンスにはすごく影響されて、だからついついTOD’Sグループのブランドには吸い寄せられてしまうんです。本当、このブレザーも大のお気に入りなんですが、肩パッドが合わなくて、中野にある浅野洋品店でパッドを抜いて、肩傾斜も僕に合わせてお直ししてもらいました。行きつけのお直し屋さんがあると、いろんな相談に乗ってもらえて重宝しますよ。皆さんも是非!

Text:FORZA STYLE
 

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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