TOP > COLUMN > 干場の「エコラグ」
FASHION ー エコラグ

干場の究極ワードローブ! キーワードは"エコラグ"

第133回 エルメネジルド ゼニアのブルゾン

2016.11.26
2016.11.26

今まで買ったなかで一番高級な 「M−65」かも知れません(笑)

昔から「M-65」が好きなんですよね。それこそ、渋カジ時代はミルスペックものを着ていましたし、社会人になってからもそれをスリムにお直しして着ていたんですけど……。やっぱり本気の軍モノは歳をとるとハードすぎるというか、普通に着るのは難しいというか。まあ、もともとがアメリカ軍の戦闘服で野戦用ジャケットですから。ちなみにM-65の“65”は、1965年型のフィールドジャケットという意味なんですよ。

イタリアに行くと、お洒落なオジサンたちがこれをよくジャケットの上から無造作にはおって着ているんですよね。もちろん、軍モノじゃないんですけど、それがまたカッコよくて。ネイビージャケットに白シャツ、グレーパンツといった、僕がいちばん好きなスタイルにも抜群に相性がいいし、みんなどんなブランドのものを着ているんだろう、と思って注目していて行き着いたのがアスペジのネイビーの一着だったんです。これは本当に着倒すほど着まくったんですが、洋服をつくりたいからサンプル貸して欲しいといわれ、中国にサンプル400万円分送ったんです。そうしたら戻ってこなかった(涙)。それでしばらく「M-65」型ジャケットとはご無沙汰していたんです。

ところが、エルメネジルド ゼニアのイベントに出席したときに運命の出合いが待っていました。普段なら絶対、選ばない色だし、今までの「M−65」の中では格段に値段が高かったんですけど、試着してみたら、すごくしっくりきて。ボルドーのアウターなんて買ったのは人生初。いつものスタイルに合わせてみたら新しい発見というか、すごく新鮮な気分になったんですよね。もしかしたら、クラシックの定義に縛られ過ぎて、自分自身、気がつかないうちにネイビー、グレー、ホワイト、ブラウン、ブラックといった、男の基本色から飛び出せないでいたのかもしれません。いろんな意味で、実際に体験して、感じてみないとわからないものですね。

ボルドーとはいっても適度に抑えた色合いもよくて、ナイロン素材でもマットな質感というのが決め手になりました。ディテールもゼニアだけあって、ジッパーひとつにしてもいいち高級感があるんですよね。ほどよくスリムで、ジャケットスタイルにもぴったり。これは本当によく着ています。赤の「M-65」ってほぼないから、誰ともかぶらないのもいいですよね。去年の春に買ったんですけど、これはもう去年中で買ってよかったもののトップ5に入ります。ネイビージャケット、白いパンツ、そしてこのボルドーの「M-65」を合わせると、シックで大人っぽいトリコロールのカラーリングになるのもいいんですよね! ボルドーは、これから来そうです!

Photo:Ikuo Kubota(owl)
Text:FORZA STYLE

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

WHAT's NEW

SPECIAL

view all
  • 【PR】モテたい・老けたくない・ハゲたくない40's必見! アンファー×FORZA「アンチエイジングの旅」 2016.6.13 update

SELLECT 10

CELEB

SNAP

FORZA FAMILYの連載コラムをいますぐチェック!

ランキング

HOT TOPICS

VIDEO