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禅のココロで、雑念を捨ててみない?

2016.10.27
2016.10.27

国宝22件、重要文化財102件が集結した 「禅―心をかたちにー」が東京国立博物館で開催中

“禅”という言葉を聞くと、すぐに思い浮かべるのは座禅修行。難解で、一般の生活とは程遠い世界のことと思う人がほとんどですよね。しかし、禅の教えでは日常の行いや振る舞い全てが修行と捉えられ、食事を作ること、そして感謝の気持ちをもってお料理をいただくこと、掃除や農作業、勤労…。身近な生活の中に禅の“心”を取り入れることで、より豊かな人生を過ごすヒントがみつかり、生きる活力にもなるということなのです。

そこで、禅宗美術に関する国宝22件、重要文化財102件の名品を選りすぐり、過去最大規模で開催される展覧会「禅―心をかたちにー」(東京国立博物館で開催中)をご紹介したいと思います。

国宝「慧可断臂図」(作者:雪舟等楊筆 制作年代:室町時代、名応5年(1496)所蔵:愛知・齊年寺)。


 

まずは、多くの作品の中から、少しだけ作品をご紹介。国宝「慧可断臂図」は、禅画でよく取り上げられる画題のひとつで、初祖達磨(だるま)に慧可(えか)が入門を請うために、自らの左腕を切り落として覚悟の意を示す場面が描かれています。腕を切り落とす直前の刀を構える姿を描いている点が異色で、他に類を見ない作品です。

「達磨像」(作者:白隠慧鶴筆、制作年代:江戸時代18世紀、所蔵:大分・萬壽寺) 

「達磨像」は、縦2メートル近い画面いっぱいに描かれた巨大な顔と、ことさら大きなぎょろ目は圧倒的な迫力! 白抜き文字は、達磨の崇旨「直指人心見性成仏(経説によらずに、座禅によって心の本性を見極め、人の心と仏性とが本来ひとつであると悟って仏道を完成させるという意)」。庶民に禅を広めることに努めた白隠の力強い造形の書画のひとつです。

臨済義玄像
重要文化財「臨済義玄像」(作者:一休宗純賛 伝曾我蛇足筆 制作年代:室町時代 15世紀、所蔵:京都・真珠庵)

作品を観てまわるだけでは、“禅”初心者という方にはちょっとつまらないかも…。そこで「禅の心を身体で体験!」と題した様々なイベントに参加してみてはいかがですか? 禅の文化や歴史などを僧侶がわかりやすく語る「禅トーク」、禅院に伝わる茶道の原点「四ツ頭茶会(よつがしらちゃかい)」、日常に役立つ禅語などを書写してみる「写禅語」など、まさに禅の心を“体験”できるイベントも盛りだくさんなのです。

仏像や絵画、工芸等で歴史上実在した生身の祖師・先師たちの人間味あふれる姿を「かたち」として遺し伝えてきた作品たちを目の前に、人生の丁度折り返し地点にきた40’sは何を感じるのでしょうか? “禅”の真髄に触れる貴重な機会を逃さないで。


Text : Akiko Uehara

【特別展「禅―心をかたちにー」】
会期:2016年10月18日(火)~11月27日(日)
会場:東京国立博物館 平成館
東京都台東区上野公園13-9
開館時間:9:30~17:00
※金曜日と10/22、11/3、11/5は20:00まで
休館日:月曜日
http://zen.exhn.jp/

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