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女子会のホンネ

第6回「”40代はモテる‼️” のウソ&ホント」

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巷で飛び交う「40代はモテる」というフレーズにあぐらをかいていませんか!?

ここ2、3年続いている40代ブーム。余裕ある大人の雰囲気や、包み込んでくれるような懐の深さが女性たちに人気・・・というのが定説ですが、なんとこれを覆すかのような意見が女子会で出ました!

23歳サービス業女子「私、昔から20才くらい離れた男性と付き合ってきたけど、今付き合ってるのは年の近い彼なの。今までで一番好きで。だって気づいちゃったの・・・年が近い方が愛が育てられるって。」

一同「えっ、どういうこと・・・!?」

開眼した20代女子の思考

彼女が説明するにはこうでした。
23歳サービス業女子「40代とか大人の男性って気持ちにもお金にも余裕があるから、自分自身をそのまま受け止めてくれるのがいいんだよね。楽っていうか。でも・・楽っていうのはやっぱり“楽”なだけで、実際その人のことを愛しているとかそういう気持ちとは違うんだよね。女として扱ってくれるし、いろいろ決めてくれるし、好きなんだけど、正直やっぱりラクなのよ。

それに比べて今付き合ってる彼は年が近くて、気持ちにもお金にも余裕がないから結構喧嘩するし、疲れることもある。だけど、一緒に歩んでいっている感というか、喧嘩したり苦労して乗り越えて、お互い分かり合えて愛が育っているっていう充実感があって。
正直、はじめは好みでもないし好きになったことのないタイプだったけど、じわじわきて今では今までで一番好きって自信を持って言えるんだよね。」

40代男性の皆さま!余裕で仕事に没頭している間に女子たちは着々とこんなスマイルの若い男と愛を育んでいるんです。

20代女子は気づいてしまったのです。女性が“育む体質”であることを。育てて得られる“快感”があるということを。

聞けば、夕食は何を食べるとか、ゴミを片付けるのは誰がするだとか、待ち合わせ時間は何時にしようかなど、本当に些細なことで意見が分かれたり、すれ違うことで喧嘩になる様子。

素敵なホテルでなくてもいいの。男性として私が磨いていけばいいんだから…そう考える若い女性が急増中。

つまらないことで気力も体力もいちいち消耗するけれど、小さなことでもお腹の中にある意見を言い合う・自分のことをわかってもらう苦労=過程があると、仲直りした時に今まで以上に“分かり合えた”という「達成感」が得られるのだとか。ぶつかることで相手と一緒に自分も成長していると思えるのも、自分自身が人として女性として磨かれていると感じるのだそうです。

そして、今彼に気持ちやお金に余裕がなくても、これから何でもできるという可能性が、「彼をサポートしよう」、「育てよう」、という強い気持ちに結びつくとのこと。
まさに母性が反応しているかのような発言です。

40男を経験した20代女子の恋愛観

23歳サービス業女子「40代の男性ってもう性格やスタイルが出来上がっているので、喧嘩をすることもないし、喧嘩を仕向けたとしても上手にかわされる。相手を育てることも変えることもできないので、そういう人だと納得するしかない。いい意味で諦めて(=認めて)付き合うから、穏やかだけど、自分の成長につながるようなドキドキ感がないってわかったの。ラクなのを好きだと勘違いしてた。」

スタイルが確立した40代男性。「これはこれで素敵だけれど、はっきり言って私たち20代女子の出る幕なし!」あなたがそう見限られませんように!

さらに、
「言うことに従ったり甲斐甲斐しくいて、40代男性に合わせて思っていることをまぁいいかって言えずにいた。あれって実は私らしくなかった。今の彼は意見を言うことで面倒だったり傷つくことも多いけど、お互い素を出してぶつかると、後から絆が深まっていることが分かるから、これからもずっと居られると思う。」と言い切ったのです。

今まで年の離れた男性と付き合ってきた彼女だから実感している、「恋の吊り橋理論」にも似たこの発言。「40代でもモテる」とあぐらをかいていたら足元すくわれてしまうかも!

であれば・・・

今回はたまたま年上男性ばかりと付き合った23歳女子の発言を取り上げたまでで、女性全てがそうであるというお話ではありませんが、「アラフォーのスタンスが、彼女に女性としての成熟を諦めさせていないか」を見直すポイントになる可能性は大。
彼女の言葉を借りれば、「“素”で向き合って愛を育てることが大切」、「ラクは好きではない」。これを読んでいるあなたに、越えなければならない“何か”があれば、素で向き合う実践・・してみますか?愛が本物かどうかまでわかってしまうかもしれない、20代女子の無邪気な意見のご紹介でした。

Photo: gettyimages


土屋亜津子
アロマ&カラーリスト。アロマテラピーや色彩心理、パーソナルカラーを通じて、OL・読者モデル向けに、ビューティーセミナーやお茶、イベントを2005年から定期的に開催。1万人以上と接する中で、女子・女性の本質や法則を分析。企業から「女性の意見」を求められることが増え、女性マーケティング事業に携わる。

 

 







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