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干場の究極ワードローブ! キーワードは“エコラグ”
第60回 インダスタイルのシャツ

2016.3.9
2016.3.9

一度着たら病み付きになる 空気のような着心地のシャツ

インダスタイルは昭和31年創業の東京墨田区にあるシャツ工場、丸和繊維工業が手がけるニットシャツ専門ブランドです。これが、まさに日本の匠の技から生まれたシャツでして、立体裁断より進化した動体裁断という技術を取り入れているんです。

動体裁断とは、なにやら聞き慣れない言葉ですが……。一般的なシャツの型紙がピンと背筋を伸ばした姿勢をもとにつくられるのが普通なのに対して、このシャツはお母さんのお腹の中にいる赤ちゃんの姿勢を原型に製作されています。関節を曲げた姿勢が基本だから、体の動きを邪魔しない。肩や首にも負担がかからず、シャツを着ているのを忘れるほどです。

ちなみにこの動体裁断は、オリンピック選手のユニホームに採用されるようなプロフェッショナル仕様。インダスタイルのシャツは宇宙航空研究開発機構(JAXA)が公募した船内被服にも選定され、平成22年に打ち上げられた宇宙船に搭乗したクルーに着用されました。

そもそもこのシャツでは、布帛の生地と違って伸縮しやすいニット生地を使っているので、縫製しようとすると生地があちこちに動きたがります。それを職人が一枚ずつ丁寧にミシンで縫い上げていくというのですから、それ相応の手間と時間がかかっています。しかもそのニット生地ですが、通常1インチの間に12〜14本の糸を編み込んでいると目が細かいほうに分類されます。ところがこのシャツでは、その3倍の36本もの細い糸を編み込み、きめ細やかな風合いでストレスフリーな肌触りを実現しているんです。

あと面白いのが、前から見ると通常のドレスシャツと同じセットインスリーブですが、後ろがラグランスリーブになっている点。そのおかげで肩をぐるぐる回せて、野球だってできそうです(笑)。

これは既存モデルをもとに、よりドレスシャツらしい顔つきにアレンジした干場別注バージョン。空気のような着心地を皆さんもぜひ実感してください!

Photo:Ikuo Kubo(owl)
Text:Toshiaki Ishii

エコラグ-Hoshipedia
「エコラグ」とは、エコノミック・ラグジュアリーの略。economic luxury。極めて経済的だが、上質さやエレガンスは失わないスタイルの意味。「多くの粗悪なものより少しの良い物を」という干場の哲学により生まれた造語。腕時計や靴・鞄、スーツのように長い年月使えるものは高額でも、白シャツや白無地のTシャツのように常に白いまま清潔に着たい消耗品は、高額なものよりもコストパフォーマンスを重視するというスタイル。パテック・フィリップの腕時計やジョン・ロブの靴と、カミチャニスタやデッコーロの白シャツ、GAPの白無地のTシャツは干場にとっては同じ。一点豪華主義とも違う。干場が敬愛するブルース・リー先生が提唱した無駄を排した最短の動き(エコノミック モーション)で相手を倒すジークンドーのように、経済的で盛り過ぎない、かつ無駄のないシンプルで上質なスタイルを指す。

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