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FORZA STYLE - 粋なダンナのLuxuaryWebMagazine
WOMAN 教えて、お姉さま!

第8回目の先生 橋口 麻紀さん 前編

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イタリア人は一家に一個持っている!?
日本人のスーツスタイルをよく見せるサングラスとは

『FORZA STYLE』の唱えるイケフォー(イケてる40男)になりたい34歳の編集部員サトシーノ。美女はやっぱりイイ男を知っている!との噂を聞き......。「女の本音」を聞き出して学ぶコーナーです! さてさて、サトシーノ、どんなダメ出しを喰らうのか!?

今回は、長きに渡り、イタリア アイウエア企業の日本法人でマーケティング&コミュニケーションに従事し、modus vivendi(モードゥス ヴィベンディ)株式会社を創設。アイウエアをファッションアイテムに昇華させた経験と、ラグジュアリーブランドのコミュニケーション経験をもとにアイウエアブランドなどのブランディングを手掛けている橋口 麻紀さん。イケフォーのスーツスタイルに似合うサングラスと、似合う為の極意について聞いてきました!

サトシーノ「こんにちは! 橋口さん、いつも本当にお美しい~。もはやイタリア人ですよね~」

橋口さん「サトシーノったら、本当に年上のお姉さん慣れしてるわね~。 ウケるんだけど(笑)。で、今日はあらたまって何、何~?」
       
サトシーノ「実は今日相談がありまして......。僕も、うちの編集長の干場みたいに格好良くサングラスをかけられる男になりたいんです! どうしたらあんな風になれますかね......」



橋口さん「そうね〜。干場さんを意識するなら、まずはイタリアのサングラスの基本の考え方を知らなきゃね。ほら、サングラスって、もちろん日差しを避ける道具であることは大前提なんだけど、イタリア人ってお洒落としてのツール、コーディネートのひとつとして考えられてると思うの。その中でも、干場さんも愛用してるペルソールとかレイバンっていうサングラスは、シンプルなんだけど完成されたデザインになってるの。これなら大人の男性にこそ似合うと思うから、イケフォーを目指すサトシーノにもオススメよ!」

サトシーノ「あ! そうそう! これこれ! ペルソール! 干場さんから教わった、イタリア人が皆かけていると言われるほど、イタリアではメジャーなサングラスなんですよね? でも、どうしてペルソールってイタリア人にそんなに人気なんですか?」

橋口さん「私もイタリアは良く行くんだけど、イタリアってありとあらゆる所、町並みも含めシンプルで美しいのよ。それがイタリアデザインの素晴らしい所だと思うの。そんな彼らの生活において、ペルソールの完成された普遍的なデザインが愛されるのは必然なことだと思うのよね」

サトシーノ「確かにな~。僕はイタリアに行ったことがないから全然ピンと来ないんですけど、やっぱりファッション文化って日本とまったく違うものなんですか? 編集長の干場も、イタリア80回以上は行っているっていうし......」

橋口さん「基本的に、代々受け継がれている服育みたいなものが、きちんとあってマンマが子供にもきちんと、色合わせや着こなしをチェックするのよ。だから、生まれながらにしてお洒落の極意的なものは身についてるのよ。私の旦那さんもイタリア人なんだけど、本当にこだわりがすごいの。日本でも、ベルトと靴の色は合わせましょうってことぐらいはするじゃない?でも、もっと細かくてソックスの色とジャケットのステッチを合わせるとか、え~そんな所までカラーコーディネートするの! ってくらいなのよ」

サトシーノ「えー! 橋口さんの旦那さんってイタリア人だったんですか!? どうりでイタリア的なセンスが、微に入り細に入り身に着いていると思いました。しかも、カラーコーディネート、超細かいんですね~。イタリア人って日本人と違ってやっぱり服育がなされてるんですね、だからナチュラルにお洒落できるんだ~」


▶︎拡大画像表示
ペルソール メガネ 2万8000円


橋口さん「そうそう、おじいちゃんやお父さんがかけてるから自然と子供たちもそれ見て知ってるのよね。しかも、デザインがまさにイタリアって感じるシンプルで美しいじゃない?このクラシックなデザインの美しさがずーっと息づいてるのよね」

サトシーノ「なるほどね~。僕が持てるサングラスって、やっぱりモード感が強いし、デザイン重視。こうしたクラシックなサングラスってかけたことないんですよね。でも、今年の秋冬はスーツを着たくて......。それだと、持ってるサングラスはキツくみえるんですよね」

橋口さん「干場さんもそうだけど、基本イタリア人ってコンサバじゃない? ネイビースーツに白シャツを合わせるのが本当に好きだし、あの人たち、特別な時しか黒いスーツとかあまり着ないじゃない? そのずっと変わらないコンサバなファッションがベースにあって、それに寄り添えるサングラスこそがこのペルソールだし、彼らの生き方を象徴しているの」

サトシーノ「ペルソール愛用してる日本人の人って、そういう価値観わかってかけてるんですかね?」


▶︎拡大画像表示
ペルソール サングラス 3万2000円



橋口さん「沢山のサングラスのがある中で、ペルソールを選ぶ人ってそうかもね~。歴史的背景には、1917年にトリノで創業し、その後  イタリア空軍の要請やレーサーからも愛されたのが始まりガラスレンズだったりして少し重かったりはするんだけれど、5枚ヒンジでこだわって作ってたりとか、シルバーのアローマークの装飾とか当時から変わらぬ物作りの姿勢に感銘を受けて、ファションだけじゃない価値観でかけてる人は多いんじゃない? そのスタイルがわかっていないと、ペルソールは選ばないと思うの」

サトシーノ「むむむ~。なかなか難しいなあ~。俺でもこれ、つけこなせますかね?? どんなスタイルが1番しっくりくるんですかね」

橋口さん「そうね、レイバンのウェイファーラーもそうだけど、スーツスタイルに合うサングラスだと思うのよ。ほら、干場さんもそうだけど、スーツの時によくしてるじゃない? イタリア人ってオフのカジュアルな時だけじゃなくて、ビジネスで着るスーツスタイルでも必ずペルソールのサングラスしてるのよね、日本人って、仕事にサングラスって......。って、避ける人は多いけれど、スーツスタイルに積極的につけられる大人のための完成されたデザインだと思うから、もっとチャレンジして欲しいわよね」

サトシーノ「僕、今年の秋冬はスーツやジャケットスタイルを基本においてコーディネートしようと思ってたので、すごく参考になります! 確かに、今持ってるサングラスだと、カジュアルは良いんですが、スーツに合わないっていうか、派手過ぎるんですよね~。サングラスすることで、チャラっと見えちゃうと言いますか。確かにペルソールだと、スーツスタイルが洗練された大人っぽく、見えますもんね!」



橋口さん「あ~、サトシーノがつけてるそのサングラスだと、確かにチャラっと見えるわね(笑)。あとは、ほら干場さんがよく胸ポケットにさしてたりするじゃない? あんな感じでチーフのように収めたりするテクニックもスーツ着てると格好良くみえるし、日本人のビジネスマンが皆、スーツにペルソールかけてたら、スタイリッシュでクールな印象になると思うの」

サトシーノ「確かに~! イタリア人のスーツスタイルって本当に参考になりますよね。うわ~。ますます俺、これが欲しくなちゃいました!(笑)」

橋口さん「まあ、でも編集長が干場さんなら、編集部員のあなたがコレを持ってないのが不思議なくらい。絶対、つけこなして欲しいわ」

サトシーノ「でも、本当に最近ってサングラスの種類って増えてますよね~。ペルソール以外にもオススメってあるんですか? やばい、物欲が湧いてきたー! いろいろ買っちゃいそうだな~」

橋口さん「あはは! まだまだオススメは沢山あるわよ。 例えば、最近注目してるのがコレね......」

今日はここまで! 次回、スーツを着るビジネスマンに必見! 最近トレンドのサングラスをいろいろとご指南していただきます。
後編はこちら!

Photo,Text:Satoshi Nakamoto

橋口 麻紀(Maki Hashiguchi)

長きに渡り、イタリア アイウエア企業の日本法人でマーケティング&コミュニケーションに従事し、2006年に独立、Modus vivendi(モードゥス ヴィベンディ)株式会社を創設。アイウエアをファッションアイテムに昇華させた経験と、ラグジュアリーブランドのコミュニケーション経験をもとに現在もアイウエアブランド含め、ライフスタイルブランドなどのブランディングを手掛けている。オリーブオイルソムリエの資格を持ち、イタリアの食やライフスタイルにも精通。

【問い合わせ】
ペルソール 
ペルソール事業部  03-6427-2980



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