革靴はスーツスタイルには欠かせないマストアイテム。履きつぶさずに、いつもキレイに保っていきたいところですが、毎日履く都合上、ついつい履きつぶしたまま使い続けているという方もいるのではないでしょうか。
どうせ毎日履くんだし、ちょっとぐらい汚くてもいいと思われているかもしれませんが、意外と足元は見られているんです。
オシャレは足元からというフレーズは散々使い古されてきましたが、それは事実だからこそ。
そこで今回は、毎日手入れするのは面倒くさいと感じているズボラさんでも靴をキレイに長持ちさせる秘訣をご紹介。新しく革靴を買った時に、仕込むだけでいい簡単な対策をご紹介するのでぜひ取り入れてみてください。
傷みやすい「かかと＆靴底対策」
ある日、靴をシューズボックスに入れようとしたら、かかとがすり減っていたり、靴の底を見てみると、革がすり減ってぽっかり穴が空いている。そんな経験をされたことはありませんか？
毎日同じ靴を履いていたり、悪天候の日でも無対策で履き続けていたりする場合にダメージを受けやすいのがかかとや靴底です。
どんなにハイブランドの靴でも、地面から靴底に与えられるダメージには勝てません。
気づいたらかかとをすり減らし、靴裏に取り返しのつかない大穴が……、なんてことになりかねないのです。
そこでオススメしたいのが、新品の靴底にソールを張ってすり減りを防止する方法です。
すり減っていない状態の新品の靴に張るなら薄い補強用のラバーソールがオススメ。靴底がすり減りを軽減するだけでなく、滑り止めにもなりますよ。
革靴メンテナンスルーティン
少しの手間で長持ちします。
革靴のお手入れルーティンはおおよそ以下の通り。
・靴を脱いだら形が崩れないようにシューキーパーを使用する。
・雨や雪の日には靴（特に革底の靴は厳禁）を履かず、雨天荒天時のブーツを履く。
・最低でも３足の靴をかわるがわる履き、毎日同じ靴を履かずに休ませる。
・革が傷まないように靴クリ―ムで定期的にメンテナンスする。
シューキーパーは靴の形を維持するための必須アイテム。一日中履いた靴は反り返ってしまい、シワになります。そのシワに汚れやほこりが溜まってしまうのを防ぐために、シューキーパーを使うことをオススメします。
特に木製のシューキーパーは湿気も吸収してくれるので、消臭効果もありますよ。
上記のルーティン以外だと、靴を履くときには靴べらを使うことも長持ちに繋がります。靴べらを使わずにつま先を地面に打ちつけて靴を履いてしまうと、つま先を傷つけるだけでなく、靴全体のバランスが崩れるので長持ちしません。
本当に靴を長持ちさせたいのであれば、靴べらを持ち歩くようにすることをオススメします。
いかがでしたでしょうか？ せっかくいい革靴を買ったとしても、使い方や手入れをしないのは本当にもったいないです。適切な手入れをして、少しでも長く革靴を使いましょう！
TEXT：FORZA STYLE
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