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FASHION 干場編集長のスタイルクリニック

【真夏の大本命シューズはコレ!?】見た目キチンと履き心地は楽ちん! がイケオジの新基準です

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今まで、さまざまなメンズファッションを提案し、大人の男のカッコイイ!を追求してきた干場編集長。そんな干場が辿り着いた【コレがあればいい!】というアイテムと、【この着こなしをすれば間違いない!】という究極のスタイルを伝授。シンプルで、普遍的、上質な素材で、色を制御した、都会的で洗練された言わば最後のスタイル「LAST STYLE」を紹介します!

スニーカー並みに快適で、ドレス靴並みにラグジュアリー!

人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第107回目は「ソフトスリッポン」。大人の足元選びにおける新定番は、今の季節こそが大本命なんです!

スーツに限らず、ファッションアイテム全体が脱・構築を打ち出している昨今。それは、シューズにおいても同様です。

「以前ロロ・ピアーナのオープンウォークを筆頭に、やわらかなラバーソールのシューズをご紹介しました。今回は、ビジネスでも履けるソフトスリッポンをご紹介。見た目はちゃんとドレッシーだけど、履き心地はソフトなスリッポンを集めました」

もはやイマドキなイケオジの必須シューズとなったソフトスリッポン。キチンと感と快適性が両立した1足なら、ヘビロテは確実でしょう。

「これからのファッショントレンドは、エレガントでキレイ、上品なスタイルが注目株。そんな時、スニーカーよりもキチンと感のあるレザーのスリッポンはまさに理想的です。ポイントは見た目にいかにも楽ちん系じゃないこと。そんなソフトスリッポンなら、カジュアルシーンだけでなくビジネスシーンにもマッチしてくれますから」

そんな両立を果たす今回のソフトスリッポンですが、ポイントは必ずしもラバーソールばかりではないこと。

「レザーソールでも、履き心地が極上にやわらかいスリッポンが今沢山あるんです。つまり、それだけやわらかな楽ちん靴の選択肢が増えているってこと。定番人気モデルのソフトバージョンもリリースされているので、買い換え候補としても検討してみてください」

ソフトスリッポンなら、スニーカーに慣れた足でも安心。オフィスワークの復活やキレイめトレンドを鑑みれば、今まさに大人の足元選びを見直す時期と言えるでしょう。

JOHN LOBB / ジョンロブ

あの英国屈指の名門だって主力に据えてますから!

26万5100円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)

ジョンロブのスリッポンと言えばロペスが名作として有名ですが、昨年の春に登場したコチラのバスも早くも新定番として定着。アンライニング仕立てのソフトスエードアッパーと、グッドイヤーウェルト製法ながら返りの良さが魅力のレザーソールにより、ロペス同様の紳士顔にして快適な履き心地をもたらします。

快適さを一見して悟られないのがポイント

26万5100円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)、パンツ2万9700円/ブリリア 1949(菅原靴店)、時計「インチュニア・オートマティック 40」177万6500円/IWC、他私物

長袖のニットポロに、白のスラックス。クワイエットラグジュアリーよろしく、こんな品良いキレイなコーディネートこそ今後注目したいものです。その足元には、やはりスニーカーでは役不足。

「履き心地は楽ちんながら、見た目にはキチンと感のあるスエードスリッポンを合わせることで、上品にして快適という両立が楽しめます」

干場編集長のアドバイス①「眼鏡」

知的さを眼鏡でプラスして全体の印象をキレイめに

 

品の良さやインテリジェンスを演出する際に、眼鏡は実に頼りになるアイテム。

「落ち着いた印象を与えられるボストンタイプで、テンプルはメタルに。これも、品の良さと快適性を両立する組み合わせです」

干場編集長のアドバイス②「長袖ニットポロ」

上品で快適、その両立をトップスでもアピール

品良く、それでいて快適。その点においては、ニットポロシャツも象徴的なアイテムと言えます。

「ニットならではのドレープと伸縮性は、まさに上品で快適。ソフトスリッポンのリラックスした履き心地ともマッチしてくれます」

JOHN LOBB / ジョンロブ

一日歩き回っても疲れない雲上履き心地

14万3000円/ジョンロブ(ジョン ロブ ジャパン)

名作ロペスとアンライニング仕立てのバスを融合させたペース。オーバルモチーフのサドルにロペスの貫禄を滲ませながら、ソフトスエードのアッパーにラバーソールという組み合わせが楽ちんな履き心地を提供。さらにパッド入りのインソールも、その快適さを後押しします。

Edward Green / エドワード グリーン

あくまでもスタイリッシュに快適さを楽しむ

23万1000円/エドワード グリーン(ストラスブルゴ カスタマーセンター)

さすが紳士靴の名門が作るスリッポンとあって、実にエレガントです。シングルモンクのホートンは、やわらかなスエードアッパーと返りの良いレザーソールが快適な履き心地を提供しつつ、細身なラスト184/Eによって見た目にはスッキリとした洗練顔に仕上げています。

J.M. WESTON / ジェイエムウエストン

押しも押されぬ名作をソフト仕様にアレンジ

12万6500円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン 青山店)

繊細な起毛感がやわらかな革質をよりアピールするヌバックアッパー。アウトソールは、レザーとラバーを組み合わせているのも見どころ。カモメをモチーフにしたサドルデザインを見て分かる通り、名作♯180の遺伝子をちゃんと継承しつつも軽やかな履き心地に仕上げています。

Crockett & Jones × BEAMS F / クロケット & ジョーンズ × ビームスF

セクシーさと快適さはちゃんと両立します

11万円/クロケット & ジョーンズ × ビームスF(ビームス 六本木ヒルズ)

エレガントなスリッポンと言えば、やっぱりタッセルでしょう。コチラのヘルフォードは、ブラックスエードとやや長めのノーズ、絞り込まれたウエストがさらに色気をプラス。それでいてソフトスエードとアンライニング仕様が相待って、履き心地は軽やかかつソフトです。

BAUDOIN & LANGE / ボードイン アンド ランジ

もはや手袋と称される足馴染み抜群スリッポン

11万円/ボードイン アンド ランジ(ミニマルワードローブ)

ソフトスリッポン人気の火付け役と言っても過言ではないでしょう。カーフレザーを採用したコチラのタッセルローファー・サガンシリーズの1足は、コンパクトなシルエットが色気とエレガンスを漂わせつつアンライニング仕様にすることで肌に吸い付くような履き心地に。

HACKETT LONDON / ハケット ロンドン

つい選んでしまう、そんなヘビロテ靴の筆頭候補

6万500円/ハケット ロンドン(ヴァルカナイズ・ロンドン)

ややノーズが長めになったコチラのローファーは、やわらかなカウスエードを使ったアンライニング仕様に。一方で全体的に低空なシルエットが、足元をスタイリッシュに演出。合わせやすいベーシックなデザインとシルエットによる色気、そして快適な履き心地と三拍子揃った1足です。

Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba

【問い合わせ】
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
ストラスブルゴ カスタマーセンター 0120-383-563
ミニマルワードローブ https://minimalwardrobe.jp/pages/contact-us
ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
ヴァルカナイズ・ロンドン 03-5464-5255
菅原靴店 019-651-4969
IWC 0120-05-1868



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