夏モテを狙うなら黒のリネンシャツ一択です!
人気連載「干場編集長のスタイルクリニック」略して【スタクリ】。第106回目は「黒リネンシャツ」。夏のイケオジを、セクシーに見せてくれる最強アイテムです!
猛暑続きの今年は、つい涼しさばかりを求めてTシャツ一辺倒になりがち。でも、涼しさと色気を両立できるアイテムがちゃんとあるんです。それが、黒のリネンシャツです。
夏素材の定番であるリネン。サラッとした肌触りが魅力で、さらに天然素材ならではの豊かな風合いが、コーデに上質感を与えてくれます。
「黒のシャツはオトコをセクシーに見せてくれる定番アイテム。とはいえ、夏コーデにおいて黒は重たい色。でも、リネンならではのドライで味のある風合いなら、重たい印象を与えません」
さらにリネンシャツの利点として、洗いざらしがサマになることが挙げられます。
「リネンシャツは、洗った後にアイロンをかける必要はありません。シワができたり、生地感がクタッとなればなるほどリネンの風合いと魅力は増すんです」
つまり、洗濯すればするほど魅力が増すってこと。夏アイテムとして、実に頼りになります。
「一方で、伸縮性がやや乏しいという特徴があります。なので、ワンサイズ上を選んでゆったりとしたシルエットで着るのがオススメ。さらに、半袖だけでなく長袖をラフにロールアップして着るのもカッコいいですよ」
そんな黒のリネンシャツは、日焼けした肌と好相性。
「日に焼けた肌に着れば、色気はさらにアップ! ちなみに黒リネンなら乳首が透けにくいので、1枚で着ることが可能ですよ」
みんなが涼しさだけをひたすらに求めがちな夏こそ、黒のリネンシャツの色気がより引き立つというもの。この夏、モテを狙うならマストバイです!
LANVIN COLLECTION / ランバン コレクション
清涼感と色気を両立する夏の最強シャツ
上下共に黒で統一したコチラ。本来なら夏には暑苦しく感じがちな色使いですが、ゆったりとしたシルエットのリネンシャツがさわやかさを滲ませてくれます。素材はアルビニ社製のリネン。ソフトフィニッシュ加工を施すことで、リネンならではのナチュラルな風合いをより強調してくれます。
「スキッパータイプの襟も相まって、素肌に着ることでより開放的な雰囲気に。足元にレザーサンダルを合わせれば、涼しくも気抜け過ぎない色気あるイケオジの夏コーデに」
シワが入ってもイイんです! むしろ魅力倍増
ソフトフィニッシュ加工によって、いい感じにヤレた風合いになったリネン生地。ゆったりしたシルエットが、そのリラックスした雰囲気を強めます。
「袖先は折り返し&ボタンをあしらうことで、さりげないアクセントになっています」
干場編集長のアドバイス①「サングラス」
クールな中にも抜け感を意識したチョイスを
黒ならではの色気を、サングラスでも後押ししたいところ。今回はラウンドシェイプをチョイス。
「黒だからといって、カッチリとキメ過ぎると暑苦しさが逆戻りします。ラウンドにすることで、渋さのなかに茶目っ気が生まれます」
干場編集長のアドバイス②「時計」
手元では太陽の光を反射するキラリな素材を
夏の腕時計における鉄則として、汗染みするレザーバンドはNG。メタリックなステンレスシルバーで、クールな雰囲気を狙うのがコツ。
「ジュビリーブレスレットなら、太陽の光をキラキラと反射してラグジュアリーな雰囲気をより楽しめますよ」
干場編集長のアドバイス③「サンダル」
大人サンダルはレザーでラグジュアリーに
黒のリネンシャツの魅力は、涼しさと色気のバランス。対して足元では、涼しさとラグジュアリーのバランスを狙うべし。
「サンダルでもレザーなら上質感をアピールできます。色気のあるリネンシャツと相まって、大人の抜け感を演出できますよ」
ORIAN / オリアン
夏シャツといえばコレ! 定番だからこそ黒を
プルオーバーを採用したカプリシャツ。リネンを採用するシャツの大定番ですね。トップボタンを排除することで、首周りの開放感がより増しています。リネンに洗い加工を施しているので、買ってすぐにこなれ感が楽しめるのも魅力。ラウンドカットの裾は、タックインでもタックアウトでも収まり良し。
COLONY CLOTHING / コロニークロージング
黒でもリゾートな開放感は存分に楽しめます
日本と同様に高温多湿なシンガポール発のブランド。プールサイドシャツと名付けられたこちらは、かなり深めにデザインされたネックラインやゆったりしたシルエットが、大人リゾートな雰囲気を楽しませてくれます。生地はアルビニ社製のリネン。ネップ感が抑えめで、高級感を楽しませてくれます。
ARCODIO / アルコディオ
リラックス顔でもキッチリ顔でもいけちゃいます!
数あるリネンの中でも上質と認められるフレンチリネンを採用。リネンならではのネップ感がありながらも織り目が実にキレイで、アイロンをかければタイドアップしてキッチリとした印象も楽しめます。シルエットも適度なゆとり感がありながら、タックインすればすっきりとした洗練シルエットに。
Photo:Naoto Otsubo
Styling:Ryoko Kanemoto
Hair&Make-up:Megumi Ochi
Model : Noah Ishikura
Text:Masafumi Yasuoka
Direction:Yoshimasa Hoshiba
【問い合わせ】
ランバン コレクション 表参道店 03-3486-5858
菅原靴店 019-651-4969
アルコディオ https://arcodio.com/pages/contact-us
伊勢丹新宿店 03-3352-1111(代)
アマン 03-6805-0527